2009/09/18
「自主退職」を強要し、労働者を使い捨てにする山田社長は許せない!
「自主退職」を強要し、労働者を使い捨てにする山田社長は許せない!
近隣のすべてのみなさん。
私たちは、株式会社スズキアリーナ瑞穂の山田社長の行った、Mさんに対するまったく不当な解雇を断じて許すことはできません。
Mさんは22歳の青年です。昨今の大恐慌の中ハローワークに通いつづけ、今年3月ようやく職にありついたのが株式会社スズキアリーナでした。ところがこの会社、労働者を人間扱いしない、とんでもない会社でした。
「未経験者には丁寧に指導致します」なんて大ウソ
ハローワークの「求人票」には「未経験者には丁寧に指導致します」と書いてありました。面接の時点でも、「整備の見習いとしてやっていく」、また「自動車整備の学校に通える」ようなことも期待を持たせる話でした。ところが、実際は「学校など自分で探せ」とほったらかし、しかもひと月もたったら「整備の部署も向いてない」などと勝手に見切りをつけ、何の断りもなしに営業にまわされました。「丁寧に指導」など全くの大ウソだったのです。
「アドバイス」と称して退職強要
就職して3ヶ月もしたら、店長が「自主退職してくれ」と突然言ってきました。なんと「(整備士として)必要なレベルにならなかったので」と言うのが理由です。
ふざけるな! 見習いとして雇っておきながら何も指導しないで、なにが「レベルに達しない」だ!
しかも、自主退職に追い込むため会社はありとあらゆる手練手管を使ってきました。直接解雇とは言わず、「アドバイス」と称して「職業訓練校に入学してはどうか?」などと、6月下旬~7月上旬に「自主退社」を強要してきたのです。Mさんが「働きたいと」言っても「お前の考えはどうあれもうウチでは無理だから」の一点張りです。
「会社の中と回りに近づくな」-これが社長の本音だ!
Mさんはどうしても納得できず、電話で社長に「やっぱり自主退社は納得できない」と話すと、社長は「ふざけるなよ!」とか「恩を仇で返すんだな!」とかさんざん罵声を浴びせました。さらに「もう顔見るとムッっとするから、会社の中と周りに近づくな!」とまで言ってきたのです。さらにタイムカードまで撤去しました。
「欠勤しているから」と一方的に解雇通知
この許しがたい社長の言動にMさんは怒りに耐えず、合同労組八王子に入って闘うことを決心しました。組合は直ちに団体交渉を申し入れ、8月10日、第1回の団体交渉を持ちました。しかし、社長は出席せず、出席した店長と課長は全く決済できない体たらくです。そして一方的に8月31日付で「解雇通知」を郵送してきました。なんとその理由は「出社するよう求めたが欠勤を続けている」からと言うのです。
労働者を見下した山田社長は断じて許せない!
なにが「出社するよう求めた」だ!「会社に近づくな!」と恫喝したのは山田社長自身だろ! 山田社長は「労働者なんて会社の言いなりになっていればいいんだ!」と言わんばかりの高慢さです。労働者を人間扱いしていないのです。
山田社長は一方的に労働審判の手続を強行しました。話し合いなど一切しないという姿勢です。ふざけるな! 私たちはあくまで社長出席の下での団体交渉を求めていきます。山田社長は団体交渉に出てこい! Mさんに誠意をもって謝罪しろ!