2014/03/27

不当解雇が明確になった!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBaDJXMFd3em5OczQ/edit?usp=sharing


3・26団体交渉をかちとる

 3月26日、かねてから設定されていた団体交渉が横山市民集会場で開催され、当該S君の怒りと郵政非正規ユニオン、合同労働組合八王子両組合員の弾劾がひびきわたり、八王子西郵便局当局は満足な説明もできず不誠実団交であることが露になりました。今回の団交が設定された3月17日以降、厚生労働省労働局によるパワハラ問題での出頭命令が同17日(出頭指定日が3月31日)に下されたこと、さらに本団交で違法・不当な事実が暴かれることを恐れた西郵便局当局が焦りにかられて違法・不当な解雇を強行したことが改めて明らかになりました。

でたらめな解雇がますます明らかに


 そもそも今回のS君に対する解雇手続きそのものが異様で不備のかたまりです。解雇通知は「辞令」一枚に記載された一行のみ。しかも解雇理由を問いただすと、就業規則の抜粋を一枚ベタ打ちしたメモを手渡すのみ。しかも即日解雇であるにもかかわらす、解雇予告手当ての支払い手続きが行なわれていない。こんなでたらめな解雇は無効であり、絶対認められません!
 さらに今回の解雇は「普通解雇」であると称していますが、①解雇の合理的理由を明らかにしない、②十分な指導・教育が行なわれていない、③解雇の回避義務を全く行なっていない、という問題です。この点を次々と追求された八王子西郵便局当局は、ついに「そう思ったから解雇した」とまで言い切り、不当解雇であることを自ら暴露しました。ふざけるな! こんな解雇が許せるか! 八王子西郵便局は、S君への違法・不当解雇を即刻撤回せよ!

 
3・26八王子西郵便局社前にて
S君が連日の就労闘争に決起!


 3月26日、S君が連日の就労闘争にたち上がりました。郵政非正規ユニオンと合同労働組合八王子の仲間と共に、出勤する仲間や道行く人々に「解雇撤回」を訴えるビラまき情宣とトランジスターメガフォンを用いて訴えを行い、就労闘争を貫徹しました。
 当日は午後から会社との団体交渉が予定されており、不当解雇を追求する団体交渉への参加を訴える内容で、「がんばれよ!応援するから」などの声がかけられました。
 今やすっかり「ブラック企業」として有名となった日本郵便株式会社の極悪な労務支配を打ち破るたたかいに、入社一年目の青年労働者がたち上がることで、悪徳管理者の暴虐を衆目の前に暴き出したのです。このたたかいに励まされ、新たなたたかいが開始されています。
 八王子西郵便局に働くみなさん、日本郵便株式会社に働くみなさん、そしてすべての労働者のみなさん、市民のみなさん。私たちと共に、パワハラなど違法・不当な労務支配を繰り返す資本とたたかう労働組合に結集し、ブラック企業とその手先とたたかいましょう。たたかわなければ生きていけません。たたかえば必ず勝てるのです。S君と共にたたかいましょう!

ビラへのリンク