2015/02/28

2.27 ダイエー/イオン本社行動

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBS3NpUXJhTFJuV2c/view?usp=sharing


申し入れ書

 2015年2月15日ダイエー八王子店が閉店するにあたり、私たち合同労働組合八王子はそこに働く全労働者の雇用と労働条件を保証することを求めてきました。しかし株式会社ダイエーは、アクティブキャップA1−A2(パート)の労働者へは形ばかりの雇用斡旋、下請け労働者の雇用問題に対しては「直接雇用関係にないので団交には応じない」として何ら雇用責任を果たそうとしませんでした。
 そもそも合同労働組合八王子に結集するクリーンスタッフ(清掃パート)労働者は、雇用当時はダイエー八王子店の直雇い労働者でした。ところが2006年クリーンスタッフ労働者のたたかいを嫌悪したダイエーによって、本人の合意もなく下請け会社に強制移籍させられ今日に至ります。この行為自体が明確な違法行為ですが、ダイエー八王子店閉店に伴い失職する多くの下請け労働者に対する雇用責任がダイエーにあるということは明白です。
 2015年1月1日をもって式会社ダイエーはイオン株式会社の完全子会社となり、全国285店舗とされるダイエー系列店はイオン株式会社の方針に従って2018年までにブランドが完全消滅されることになります。その過程で店舗閉鎖、改修、営業形態の変更が行われ、多くの労働者の職場が奪われようとしています。私たちは「一人の首切りも許さない」をスローガンに掲げ2015年1月23日に争議を通告して、ダイエーに働く全労働者の雇用保証を求め労働条件の引き下げを許さないたたかいを行っています。
 国鉄分割・民営化=総評解体から始まった新自由主義攻撃は新自由主義体制の崩壊を迎え、アベノミクスの崩壊を経て大失業と侵略戦争の道へと突き進んでいます。わたしたちは動労千葉が切り開いた「解雇撤回・非正規職撤廃」のたたかいを共におし進め、「生きさせろ」という労働者階級の根源的たたかいの先頭に起ちます。こうしたやむにやまれぬ労働者の決起を抑圧するために存在するUAゼンセン=ダイエーユニオンの妨害をはねのけ、階級的団結を強化してたたかう労働運動を甦らせます。

 わたしたちはダイエー八王子店閉店に伴い、改めて下記のとおり申し入れを行います。
 なお回答は、2015年3月6日までに上記宛先へ文書で行ってください。



1 ダイエー八王子店で働く全労働者への雇用責任を果たし、職場を保証すること
2 下請け労働者への雇用差別を行わないこと
3 株式会社ダイエーは解決に向けて具体的に行動すること
4 今後も行われるスクラップ&ビルド時の規範となる雇用保証を行うこと
5 上記項目を議題とした団体交渉に応じること

以上

ダイエー本社への申入書

イオン本社への申入書