9月末非正規労働者の雇い止め許すな!
郵政非正規ユニオンに入って闘おう!
はっきり「辞めない」と意志を示そう!
会社がこの9月末にねらっている大規模な雇い止めを絶対阻止しよう。
会社のねらいは「人件費削減」です。しかし、「人件費削減のために雇い止め」とは、本末転倒です。すでにこの間の大リストラで業務はギリギリ、郵便物がまともにさばけないという状態が全国の支店で引き起こされています。多忙ゆえの事故も続発しています。恒常的に人が足りないなか、一生懸命仕事を覚え、工夫し、協力して仕事をやりとげても、管理職は「残業するな」「営業に行ってこい」「ノルマを達成しろ」…。あれやこれやの口実を設けて、スキル評価を大幅に下げたり、「自己都合」での退職を強要したり。こんなデタラメは断じて許しません。
そもそも「赤字」の大半は無理な民営化から始まり、一昨年のJPEX計画大破綻など、齋藤・鍋倉社長らによる経営の失敗によるものです。会社は数字をこねくり回して今年度黒字化を達成するなどといっていますが、コンビニがゆうパックから撤退したりしたりするなか、一切を人件費削減=解雇によって、労働者に犠牲を押しつけようというのです。冗談ではありません。
「赤字」というなら、経営陣や支店長たちこそが責任を取るべきです。生活のかかった労働者をモノ扱いするな!
このかん、会社は「3月末・9月末は、混乱なく労働力の調整を行う一つの区切りの時期と考えており9月末は業務量に見合った労働力調整の時期と重なることから、その取り組みは引き続き行っていく」と発言しています。断じて許せません。労働者の生活をたてにとって、「刃向かったら生きていけない=殺す」ということを脅しに使って、労働強化していくさまは奴隷時代さながらです。
私たち郵政非正規ユニオンは、非正規労働者の首切りを絶対に許しません。3カ月、半年などの有期雇用であろうと、何度も契約更新されていれば、「期間の定めのない雇用」と見なされ、「契約期間満了だから」と勝手に首を切ることは許されません。岡山では、ゆうメイトが職場の労働者と団結して闘い、「雇い止め=解雇は無効」の判決をかちとりました。
板橋区に工場がある鈴木コンクリート工業では、私たちの仲間である3カ月雇用の生コン労働者が組合を立ち上げ、解雇攻撃を決定的にうち破っています。
郵政非正規ユニオンは、8月5日に全国協議会を立ち上げ、9月雇い止めを絶対に許さない万全の態勢を固めています。闘えばかならず勝てます。
私たちは一人の首切りも絶対に許しません。一緒に雇い止め=解雇を阻止しよう!