2013/11/19

11月24日、反原発・反失業吉祥寺デモVOL.11 やります!

11・24反原発・反失業吉祥寺デモ VOL.11
11月24日(日)
13時00分 吉祥寺西公園集合(吉祥寺本町3-7)
13時30分デモ出発
吉祥寺の街を一周!
主催:NAZEN吉祥寺

被ばく労働を許さず、
福島とつながって原発を廃炉に!


☆原発なくせ! 秘密保全法ふざけるな!

国会前など怒りの包囲の中で10月24日秘密保護法が閣議決定されました。"原発問題は除外する"と言っていますが、そんな話は誰も信用しません。原発事故も放射能汚染も「国益」を盾に知らせないという、政府にとっては都合のいい法律だからです。
3.11後、スピーディデータ隠しから、汚染水垂れ流し隠しまで、隠蔽=秘密のオンパレードだということが誰の目にもはっきりしています。
こんな悪法ができたら、事故隠しを明らかにしたり抗議したり責任を問う行動が罰せられてしまいます。最高10年の懲役、漏えいを示唆したら5年以下の懲役・・・こんな悪法はつぶすしかありません。すでに反対の声が続々と上がっています。
原発、TPP、労働法、消費税・・次々と労働者民衆の生活と命を犠牲にする安倍政権の攻撃に、反対の声を結集して行動していきましょう。

☆汚染水問題は新たな原発事故だ!

フクシマ原発の汚染水問題は事故当初から懸念されていました。しかし東電はタンク場所の地盤問題や、お金を賭けないタンク構造など、その場しのぎの物しか作っていませんでした。安倍首相のオリンピック招致での「コントロールされている」発言は今やウソがバレバレで、責任重大です。
事態は深刻になっています。10月9日には単純なミスで配管が外れて6人の労働者が汚染水を浴びるという事故が起きました。
さらにこの間台風などの大雨に、タンク群を囲む堰(セキ)の内側から雨水があふれ出し、高い場所では基準の約70倍のストロンチュウム90が外海に流れ出しています。しかも危険な作業から労働者が逃げ出していたと言われています。当然です。命よりも金儲けの安倍政権にもうこれ以上任せられません!

☆被ばく労働拒否でストライキに立ち上がろう!

東電だけでなくJR東日本も被曝労働を強制しています。
JRは「国が安全確認したから駅や線路の除染は必要なし」と測定もしないで、福島第一原発の近くの汚染された車両(K544)を作業させようとしました。しかし、国鉄水戸動力車労働組合が抗議し測定したら高線量が検出されました。それ以来、被ばく作業の強制に反対してストライキで闘っています。動労水戸は「内部被曝は5年、10年後に明らかになる。あの時作業しなければと思ってももう遅い。人の命と車両とどちらが大切なのか、絶対に許せない」と訴えています。
この闘いは郡山のJR労働者の闘いへと拡大しています。線路はどこまでも続いている。労働組合の力をもっともっとつけて闘いを広げましょう!
今こそ、すべての原発を労働組合の力を軸に、廃炉にしていきましょう!

“今だ、デモだ! ストライキだ!” 11月24日、な吉の吉祥寺デモへ、集まろう!!

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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