ちば合同労組・モリタ分会のA君の不当逮捕弾劾!
即時奪還を勝ちとれ! 絶対に許さない!
千葉中央署抗議闘争への結集を訴える!
ちば合同労組執行委員会
合同・一般全国協に結集する労組のみなさん。
A君不当逮捕弾劾・即時奪還へ、この間のみなさんからの連帯行動に感謝します。
4月12日早朝、ちば合同労働組合員のA君が不当逮捕されました。職場に出勤するためにアパートを出た矢先、待ち伏せていた千葉県警の警察官十数人が取り囲み、彼を拘束し、逮捕したのです。
容疑は「電磁的公正証書原本不実記載」。〈転居先に住む意思もないのに虚偽の住所を記した転居先に住民票登録をした〉というのです。
住む意思もないのに虚偽の住所!? 冗談ではありません。A君は手取り10万円ちょっとの非正規雇用の労働者です。住む意思もないなにアパートを借りるお金がどこにあるというのか。そんなことは常識的に分かることです。A君は、家具や家電、炊事道具類を買い揃えるために必死でした。
数年前まで日雇いの派遣労働者だったA君は、同じ世代の若い仲間と一緒に労働組合をつくりました。そして、ようやく派遣社員として働き始めた職場で解雇となりましたが職場の仲間とともに「偽装請負」を告発し、解雇を撤回させました。
その後、A君は職場に復帰して契約社員として約3年働き、低賃金ながら親元から離れてアパートに引っ越し、自立した生活を準備しているところでした。
そもそも警察がA君のアパートから押収した雑誌類の日付には、1月から4月の日付が入っています。はからずも彼が住んでいることを示しているのです。
A君をただちに取り戻そう!
A君は不当逮捕への怒りをたぎらせて、完全黙秘・非転向で闘っています。
「モリタメディックにおける偽装請負を暴露弾劾し、解雇撤回・職場復帰を勝ち取った闘いは、雇い止め解雇を撤回させたことに止まらず、有期労働契約そのものを粉砕し、雇用期限の定めのない労働契約を資本に強制させる画期的地平を切り開きました。派遣労働と有期労働契約という二重の非正規性は実は偽装請負だったということを闘いの中で暴露・弾劾してきたのです。A君の闘いの勝利は全国の非正規雇用の労働者を鼓舞激励する決定的な位置を持った闘いです。資本と権力はそういう階級性と非和解的闘いの質を持つ「ちば合同労組」の闘いに恐怖したのです」(合同・一般労組全国協議会事務局長の小泉義秀さんの緊急声明から)
A君を激励すると同時に一刻も早く奪還するために、A君が勾留されている千葉中央署を徹底弾劾したいと思います。みなさんの結集をよろしくお願いします。
日時:4月15日(日)11時~千葉中央署(千葉市中央区中央港1-13-1)
集合場所:港公園(千葉市中央区千葉港6 市役所と千葉みなと駅の間にあります)
10時45分
最寄駅:千葉みなと駅(千葉モノレール、JR京葉線) 市役所前駅(千葉モノレール)