関西合同労組からの投稿を掲載します!
2月24日、大阪市役所そばの中之島公園女神像前広場に、「橋下による処分攻撃に反撃し、今こそ闘う労働組合をつくり出そう」「民営化・外注化絶対反対!すべての非正規職を撤廃しよう」をスローガンに、全国から720名が結集しました。
「大阪都構想」の下、バス・地下鉄・下水道・ごみ収集・保育所・幼稚園などの全面民営化で、この1?2年の内に全員の解雇・転籍・非正規化をやろうとする橋下に、現場労働者の怒りが燃え上がっています。
ビラを手にした労働者の声―「橋下は殺したいくらいだ。『外国ではバスの運転手は200万でやっている。給料450万円で御の字と思え』と当局は言う。しかし若いモンの基本給は20%カットで20万そこそこや。何が高給取りや!」「一月に研修所に送られた。3年前に一回『発車します』と言わなかったことが理由。組合が取り組もうとしないから、こんなことがまかり通るんや」
闘う労働組合ここにあり
まったくその通りです。昨年橋下の前に90度に平身低頭した大阪市交通局労組の中村委員長は「雇用確保が前提なら経営形態にこだわらない。現場には『安心しろ』と言っている」と述べ、民営化に協力する姿勢なのです。とんでもない!橋下がやろうとしていることはJRの外注化と同じです。退職届を取って新会社に転籍させ、拒否すれば分限免職という計画が明らかになっています。こんな組合幹部が労働者をあきらめと絶望の中に叩き込み、「年明けから自殺者が出ている」。絶対に許さん!この現場の怒りに結びつく闘う労働組合を登場させたとき、橋下は打倒できます。
公務員労働者は胸をはって闘おう
集会では、「入れ墨」調査拒否での処分撤回闘争を闘う大阪市職青年労働者、「君が代」不起立処分撤回闘争闘う市教組労働者が、ともに闘う仲間が結集し団結が拡大していることを活き活きと報告。連帯関西生コン支部、港合同、動労千葉の3労組はじめ、動労西日本、日教組奈良そして次々に全国からアピールが続きました。わが全国協も、鈴コン分会と関西合同労組郵政非正規部会が発言し、労働組合破壊の橋下を絶対許さない!非正規職を撤廃しようと呼びかけました。
集会後のデモは、大阪のメインストリート=御堂筋を難波まで元気よくやり抜き、飛び入り参加や激励を受けました。赤旗を林立させ、安倍打倒!橋下打倒!公務員労働者は胸をはって闘おう!闘う労働組合ここにありと鮮やかに登場した闘いです。
13春闘、JR外注化阻止決戦を闘い、4・20尼崎事故弾劾闘争で再び関西に結集してください。(関西合同労組執行委員長・黒瀬博匡)