鈴コン闘争支援・連帯共闘会議事務局長 吉本伸幸
7月15日、連日の猛暑と連日の激しい闘争の中、鈴木コンクリート工業分会闘争支援・連帯共闘会議1周年集会に135名が集まっていただきました。心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
連帯共闘会議の発足と闘いの拡大
2012年7月15日に鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議が10人の呼びかけ人のもと、多くの力を得て発足し、その後呼びかけ人も増え、支援会員、団体署名も関西生コン支部の組織的加入をはじめ東京を中心に全国に拡大していきました。
我々鈴コン分会も共闘会議の仲間と共に無我夢中で、「俺たちは奴隷じゃねぇ!団結して闘えば勝てる!」とひたすら仲間を信じ団結を軸として走り続けた1年でした。
鈴コン分会と共闘会議が切り開いた地平
解雇撤回・非正規職撤廃の闘い、地域・産別のあらゆる壁をこえた支援・共闘を求める活動は、発展、拡大し続け、仮処分裁判では連勝し、2013年仮払いも2年目の延長を勝ち取ることができました。労働委員会も第二次審問に突入し、解雇撤回の本裁判もこの秋、いよいよ証人調べに入ります。
鈴コン分会と共闘会議は、「解雇撤回・非正規職撤廃・闘う労働組合の復権」を掲げ、必ず勝って職場に戻り職場支配権を取り戻します。
首都圏広域労組連絡会の誕生
そういう闘いと連帯・共闘をこの1年間作り上げてきたと思っています。
そして、鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議の団結と闘いから首都圏広域労働組合連絡会(首広連)が誕生しました。
青年・学生・正規・非正規労働者を問わず、職場から闘う労働者の団結拡大をもって闘えば負けない、闘いが前進していく発展と展望を自分達が作り出してきました。結成1周年集会は鈴コン分会・共闘会議・首広連・青年・学生と闘う仲間、闘う労働組合が一同に介し、その力が爆発的に燃え上がりました。我々はこれを作り出し、今日からの社会は、闘う労働者、闘う青年、闘う学生、闘う労働組合が主導権を奪い返していけるという確信をつかみとる集会となりました。
鈴コン分会闘争は国鉄闘争と一体の闘い
鈴コン分会闘争は国家権力の中枢と闘う国鉄闘争と一体の闘いとなりました。「白石事件」と鈴コン分会仮処分裁判での裁判官は同じです。解雇撤回・非正規職撤廃闘争を徹底して貫いて団結の拡大を求めて闘ってきた鈴コン闘争が、日本の新自由主義攻撃の中心と不屈に闘ってきた26年間の国鉄闘争と必然的に一体化したということです。
前人未踏の労働組合で社会をひっくり返す
鈴コン分会共闘会議は2年目の闘いに突入しました。国鉄闘争と一体に鈴コン解雇撤回闘争の勝負を決める年です。誰もが成し得ない、前人未踏の労働組合で社会をひっくり返していく大いなる野望を掲げて、鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議は新たな闘いへと突き進んでいきます。