2014/03/20

東京都労働局が八王子西局に出頭命令

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2URlhSeTM1SXpjSjg/edit?usp=sharing


S君へのパワハラ・暴行事件デッチあげをやめろ!
東京都労働局が八王子西局に出頭命令

暴行事件デッチあげに職場、地域、全国から怒りの抗議

 八王子西局のみなさんご苦労様です
 3月14日、郵政非正規ユニオンと合同労働組合八王子は、志村お客さまサービス部長の、S君への暴行事件デッチあげを弾劾し、S君を先頭に早朝ビラ撒きと昼休み抗議行動に決起しました。
 2月28日の団体交渉申入れ以降、職場の仲間から「頑張って下さい」「なんとひどい局なのか」等々意見が寄せられました。
 朝散歩中の、都内区役所の元労働者は私たちのビラを見て、「これはひどい、組合はなにもしないのか」。
 周辺の住民の方々も、八王子西局の暴行事件デッチあげに怒りを表明しています。
 昼休みの抗議行動では、来局した男性が私たちの演説を最初から最後まで聞いていて、シュプレヒコールを一緒に行いました。それを見た管理者らは脱兎のごとく局舎に逃げ込みました。川嵜局長・志村部長らは、私たちの前に顔をだすことも出来ませんでした。
 郵政非正規ユニオンと合同・一般全国協議会の仲間は、全国の郵便局に連日ビラを撒いています。
 川嵜局長・志村部長らの暴行事件デッチあげ退職強要に全国から怒りの声があがっています。
 志村部長は、はめ込みの卑劣な暴行事件デッチあげを撤回し謝罪せよ。

退職強要パワハラに東京都労働局も動く

 3月17日東京都労働局から八王子西局へ、3月31日に東京都労働局に出頭し、S君にたいするパワハラについて説明をするよう命令が下されました。
 さらに現在もパワハラが行なわれているようなら、直ちに東京都労働局に報告するよう連絡がありました。
 S君の申立てに、東京都労働局もあまりにひどい、パワハラによる退職強要に異例の速さで動いたのです。
 労働局に出頭することは元より、直ちに正常の業務にS君を戻せ。そして直ちに団体交渉に応じろ。

坂篤郎元日本郵政社長ら24名の顧問に年間一人1千万円の報酬


 3月7日付けの各紙は、坂篤朗元日本郵政社長ら3社の24名の顧問が、週1日程度顔を出すだけで一人年間1千万円、合計で二億四千万円の報酬を懐にしていることが暴露されました。報道された直後に、坂元社長をはじめ24名の顧問全員が一斉にやめました。散々うまい汁を吸って、やばくなったら一斉にやめたのです。
 こんな連中の為に、東京支社茂垣営業課長や志村部長らは、「数字は人格」なる荒唐無稽なデマをデッチあげ、営業目標を達成した者だけが人格者であり、営業成績が挙げられなかった者は人格が否定され、S君のように、本来の業務からはずし、監禁し、性的いやがらせ等々や暴行事件をデッチあげ退職に追い込もうとしているのです。
 ブラック企業日本郵便が行なっていることは、青年を指導して育てるという企業の社会的使命を投げ捨てて、ただただ出世と金儲けの為に「使えるやつ、使えないやつ」などと差別的に選別し、「数字は人格」等と主張し青年を使い捨てにしているのです。こんな企業が、まともな企業になるわけはありません。
 本来人格なるものは、法令を遵守し、他の人を尊重するといったことであり、会社(株主)の金儲けのために尽くすことが「人格」だなどとは、とんでもない暴論です。
 志村部長らは「人格」を主張するなら、まずコンプライアンス(法令遵守)にどう答えるのか。『職場の上司などで権限を持つ者が、部下の業務上の具体的な訂正点を指摘するのではなく、専ら部下の人格を否定するいやがらせを執ようにおこなうことはパワハラ』であると、日本郵便のコンプライアンス・ハンドブックで書かれているのです。
 志村部長らが行なっていることは、コンプライアンス違反そのものです。暴行事件デッチあげなど絶対許すことは出来ません。

S君への退職強要は全社員への攻撃

 S君への退職強要の攻撃は、集配営業の正規社員をも含む全体に対する退職強要の始まりです。
 郵政民営化の破綻と日本郵便の危機の中で、日本郵便はあるべき姿として、儲からない郵便事業は基本的に外注化か、低賃金の非正規社員に押し付け、正規社員はかんぽ生命、郵貯銀行の営業委託業務を中心とする日本郵便に大きく変えようとしています。
 そのために全社員を営業に「使えるか、使えないか」を基準に、当局が一方的に「使えない」と選別した社員は、解雇の難しい正規社員を、「限定正社員」への移動か、パワハラによって疾病させ、自主退職におい込むというものです。
 S君に掛けられている退職強要の攻撃は、その始まりであることは間違いありません。
 みなさんの団結の力で、S君を守ることは決して不可能なことではありません。
 正規社員と非正規社員の分断を打ち砕き団結し、職場を回しているのは私達だという労働者の誇りを取り戻した時、必ず勝利の道は切り開かれます。郵政非正規ユニオンと共に闘おう。

ビラへのリンク

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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