S君へのパワハラ・暴行事件デッチあげをやめろ!
東京都労働局が八王子西局に出頭命令
東京都労働局が八王子西局に出頭命令
暴行事件デッチあげに職場、地域、全国から怒りの抗議
八王子西局のみなさんご苦労様です
3月14日、郵政非正規ユニオンと合同労働組合八王子は、志村お客さまサービス部長の、S君への暴行事件デッチあげを弾劾し、S君を先頭に早朝ビラ撒きと昼休み抗議行動に決起しました。
2月28日の団体交渉申入れ以降、職場の仲間から「頑張って下さい」「なんとひどい局なのか」等々意見が寄せられました。
朝散歩中の、都内区役所の元労働者は私たちのビラを見て、「これはひどい、組合はなにもしないのか」。
周辺の住民の方々も、八王子西局の暴行事件デッチあげに怒りを表明しています。
昼休みの抗議行動では、来局した男性が私たちの演説を最初から最後まで聞いていて、シュプレヒコールを一緒に行いました。それを見た管理者らは脱兎のごとく局舎に逃げ込みました。川嵜局長・志村部長らは、私たちの前に顔をだすことも出来ませんでした。
郵政非正規ユニオンと合同・一般全国協議会の仲間は、全国の郵便局に連日ビラを撒いています。
川嵜局長・志村部長らの暴行事件デッチあげ退職強要に全国から怒りの声があがっています。
志村部長は、はめ込みの卑劣な暴行事件デッチあげを撤回し謝罪せよ。
退職強要パワハラに東京都労働局も動く
3月17日東京都労働局から八王子西局へ、3月31日に東京都労働局に出頭し、S君にたいするパワハラについて説明をするよう命令が下されました。
さらに現在もパワハラが行なわれているようなら、直ちに東京都労働局に報告するよう連絡がありました。
S君の申立てに、東京都労働局もあまりにひどい、パワハラによる退職強要に異例の速さで動いたのです。
労働局に出頭することは元より、直ちに正常の業務にS君を戻せ。そして直ちに団体交渉に応じろ。
坂篤郎元日本郵政社長ら24名の顧問に年間一人1千万円の報酬
3月7日付けの各紙は、坂篤朗元日本郵政社長ら3社の24名の顧問が、週1日程度顔を出すだけで一人年間1千万円、合計で二億四千万円の報酬を懐にしていることが暴露されました。報道された直後に、坂元社長をはじめ24名の顧問全員が一斉にやめました。散々うまい汁を吸って、やばくなったら一斉にやめたのです。
こんな連中の為に、東京支社茂垣営業課長や志村部長らは、「数字は人格」なる荒唐無稽なデマをデッチあげ、営業目標を達成した者だけが人格者であり、営業成績が挙げられなかった者は人格が否定され、S君のように、本来の業務からはずし、監禁し、性的いやがらせ等々や暴行事件をデッチあげ退職に追い込もうとしているのです。
ブラック企業日本郵便が行なっていることは、青年を指導して育てるという企業の社会的使命を投げ捨てて、ただただ出世と金儲けの為に「使えるやつ、使えないやつ」などと差別的に選別し、「数字は人格」等と主張し青年を使い捨てにしているのです。こんな企業が、まともな企業になるわけはありません。
本来人格なるものは、法令を遵守し、他の人を尊重するといったことであり、会社(株主)の金儲けのために尽くすことが「人格」だなどとは、とんでもない暴論です。
志村部長らは「人格」を主張するなら、まずコンプライアンス(法令遵守)にどう答えるのか。『職場の上司などで権限を持つ者が、部下の業務上の具体的な訂正点を指摘するのではなく、専ら部下の人格を否定するいやがらせを執ようにおこなうことはパワハラ』であると、日本郵便のコンプライアンス・ハンドブックで書かれているのです。
志村部長らが行なっていることは、コンプライアンス違反そのものです。暴行事件デッチあげなど絶対許すことは出来ません。
S君への退職強要は全社員への攻撃
S君への退職強要の攻撃は、集配営業の正規社員をも含む全体に対する退職強要の始まりです。
郵政民営化の破綻と日本郵便の危機の中で、日本郵便はあるべき姿として、儲からない郵便事業は基本的に外注化か、低賃金の非正規社員に押し付け、正規社員はかんぽ生命、郵貯銀行の営業委託業務を中心とする日本郵便に大きく変えようとしています。
そのために全社員を営業に「使えるか、使えないか」を基準に、当局が一方的に「使えない」と選別した社員は、解雇の難しい正規社員を、「限定正社員」への移動か、パワハラによって疾病させ、自主退職におい込むというものです。
S君に掛けられている退職強要の攻撃は、その始まりであることは間違いありません。
みなさんの団結の力で、S君を守ることは決して不可能なことではありません。
正規社員と非正規社員の分断を打ち砕き団結し、職場を回しているのは私達だという労働者の誇りを取り戻した時、必ず勝利の道は切り開かれます。郵政非正規ユニオンと共に闘おう。
ビラへのリンク