八王子西局のS君へのパワハラを直ちにやめろ
団交引き延ばしは断じて許せん!
団交引き延ばしは断じて許せん!
八王子西郵便局で働く全ての労働者のみなさん。
合同労働組合八王子と郵政非正規ユニオンは、日本郵便株式会社と同八王子西郵便局長に対し2月28日団体交渉を要求しました。
今、八王子西局ではお客様サービス部員のS君に対して、連日常軌を逸した退職強要=パワーハラスメントを行っています。この許し難い蛮行に対し、即時中止を求める団交要求です。この団交申し入れに対して、八王子西郵便局当局は卑劣な団交の引き延ばしをやっています。断じて許せません。
違法な業務命令は直ちに撤回せよ!
2月28日、八王子西郵便局当局はS君に「3月7日までに病院で受診するよう」業務命令を発令してきました。
病院で受診しろなどということは、業務命令で強制することはできません。とくにメンタルにかかわる疾患を理由とする受診の強制は、明白に違法行為です。管理職が「お前は病気だ」と決めつけて、産業医に診察させて無理矢理「精神病」にしてしまう。これはブラック企業が労働者を退職に追い込む常套手段です。日本郵便株式会社は、いつからこんな違法な手段を使うブラック企業になり果てたのか!
合同労働組合八王子と郵政非正規ユニオンは八王子西郵便局当局に対し、S君に対する違法な業務命令を直ちに撤回すること、退職強要をやめること、団体交渉に直ちに応じることを要求しています。
卑劣な団交引き延ばしは断じて許せない!
ところが八王子西郵便局は、私たちのこの正当な団交要求に対し、卑劣な引き延ばしを図っています。3月4日、武井総務部長より、「団交議題についての質問を近日中に文書で送付する。ついては文書回答を求める。それをもって団交日程を回答する」というのです。「口頭ではなくFAXでお願いします」との正当な要求に対しても武井総務部長はこれを拒否しました。
いったい「質問書」なるものは何時送付する気だ? 「質問書」が送られてこなくては回答のしようもないではないか! それまで団交には応じないというのか! これでは勝手に団交を引き延ばしているだけではないか! 質問があるなら団交の席上で質問すればいいではないか! こんな行為は、団交を引き延ばすための姑息な方便としか言いようがない! 不誠実団交は労組法違反の不当労働行為そのものだ。断じて認められない! 八王子西郵便局当局は直ちに団交に応じろ!
常軌を逸した退職強要! 許せません!
S君は昨年4月、22歳で日本郵便株式会社に就職し、6ヶ月間の研修を終えて、八王子西郵便局のお客様サービス部に配属されました。ところが昨年12月からロールプレーイングが実施されたころから、突然管理職から「お前はパラサイトだ」とののしられ、「お前を辞めさせる」などという露骨な退職強要が始まりました。
以来連日すさまじいパワハラが繰り返されています。「コミュニケーション能力がない」とか「「トイレに行ってさぼっている」とか、あげくの果てに「話しかけるな」「壁時計を見るな」「お前は背後霊だ」とまで…。これはS君の人格を否定する暴言です。上司としての職務上の地位を利用してこれらの暴言を浴びせる行為は明白なパワーハラスメントそのものです。断じて許せません。
八王子西局で働くみなさん。こんな非人間的な蛮行を許していいのでしょうか。未来のある新人青年社員を痛めつけ、疾病や退職に追い込む行為を直ちにやめさせましょう。
直ちに違法な退職強要をやめろ
こんな労働者に対する虐待は、郵便局が保険の「目標達成」のためには労働者をマシーンに仕立て上げる攻撃です。目標達成ができない社員に対しては、常軌を逸したパワハラと脅迫で退職に追い込むという過酷なものです。王子局を全国一の営業成績にしたという茂垣氏(現東京支社営業課長)は、蛮行を繰り広げて多くの労働者を退職に追い込んできました。ふざけるな! 労働者はモノじゃないぞ! 団結して反撃に立ち上がろう!
S君を職場の団結で守り抜こう。全国で闘いは始まっています。声を上げれば勝てます。
共に闘いましょう!
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