闘争小屋のすぐ下、海洋研究開発機構の施設がある。
使用済み中間貯蔵阻止!まさに青森は、反核闘争の最先端の場所である。
さっきの看板から雑木林を入って来ると、闘争小屋がある。
子どもたちを放射能から守れ!
許すな原発再稼動!
震災解雇・非正規雇用化反対!
11・6全国労働者総決起集会を成功させ、
全国のたたかう労働者の団結で、
ただちに原発を止めよう!
9月19日、明治公園は「原発を今すぐなくせ!」という思いで集まった6万人もの人々であふれました。福島県内からは、1千人の隊列となってひとつに合流し、全体の先頭に立ちました。子どもたちを放射能から守る福島ネットワークの用意した『怒』のノボリ旗の下、初めてデモに参加したたくさんの母親、父親たち。全県から170名の結集を実現した福島県教組。「子どもの命を守れ」という、いてもたってもいられない思いが、これまでの労働組合や政党の枠組みを越えて、一人一人の深い深い怒りをあらわした6万人という大きな力となったのです。
野田新政権は、このフクシマの怒りに恐怖し、「事故の収束」と『復興』を必死にキャンペーンし、あくまで原発再稼働を狙っています。9月30日には、「事故の収束」と「安全」を装うために、福島原発から20㌔~30㌔圏の緊急時避難準備区域の解除だけが行われました。
私たちは、こうした動きに危機感をもち、9・19の6万人の力をさらに大きく拡大していく立場から、11月6日に日比谷野外音楽堂で開催される『反原発・反失業 11・6全国労働者総決起集会』への、結集をよびかけるものです。
それは、全国の労働組合が団結して政府と闘えば、原発は止められるし、放射能汚染から子どもたちを守ることも、労働者、農漁民、市民の生活を守ることもできるからです。
常磐線の広野駅までの運転再開と放射能に汚染された車両の検修を拒否して、地元いわき市に支部があるJRの労働組合・動労水戸がストライキに決起しました。労働組合が、労働者の命、地域住民の命を守るためにストライキで闘っています。動労千葉は、ストライキで職場の外注化を阻止しています。それは大資本優先、労働者切り捨ての社会を労働組合の力で変革する闘いです。
3月11日の震災以降、被災地でも団結して生きることの大切さを本当に痛感しています。農林漁業者も、市民も学生も一緒になって、再稼動阻止! すべての原発をいますぐ止めよう! すべての原発を廃炉にしよう! ともに闘いましょう。
現在の「労働運動不在」とも言えるような状況や、失業と膨大な非正規職化は、1987年の国鉄(現JR)分割・民営化から始まっています。『新自由主義』といわれる政策のもと、解雇撤回を闘う労働組合が弾圧され、地方や農業が切り捨てられるとともに、非正規労働者による被曝労働抜きには一日も成り立たない原発が大量に増設されていったのもこの頃からです。
3・11の大震災と福島第一原発事故は、こうした社会のあり方が間違いであったことを誰の目にも明らかにしました。「社会を変えなくてはならない。そのためには労働組合が変わらなくてはならない」。9・19に集まった多くの労働者の思いです。今がそのチャンスです。自分たちの行動で未来を選択するために、あらゆる立場の違いを越えて、広く広く闘いをつなげましょう!
清野和彦(福島県教組元執行委員長)
橋本光一(国労郡山工場支部書記長)
佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人)
中手聖一(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク)
鈴木光一郎(酪農家)
市川潤子(ふくしま合同労組委員長)
渡辺馨(福島県労働組合交流センター代表)
鈴コン分会、10月20日丸1日抗議行動に決起し、
夕方5時門前~6時浮間舟戸駅前街宣を闘いぬく!
10月20日、鈴木コンクリート分会は14日から20日までの毎朝門前闘争を展開したうえで丸一日行動に決起しました。そして、夕方5時からの門前闘争には多くの支援が駆けつけ活気ある大抗議闘争を叩きつけるものとなりました。工場内の労働者と路上でミキサー車に乗って待機している労働者が注目するなかで分会長・書記長と各組合員の発言は実に堂々たるものであり、鈴木資本を完全に圧倒し職場の労働者をがっちりとひきつけるものとなりました。特徴的だったのは、資本の側の慌てぶりです。鈴木一族の息子連中が門の内側に椅子を出して座り、何とビデオを回しているのです。最後には、苛立ったのかヤクザまがいにちょっかいを出してくる事態になるに及んで、この会社の本質見たりといえる状況になりました。
鈴木コンクリート工業は、とんでもない会社です。昼休み休憩を日常的に奪い、ミキサー車への過積載の強要は当たり前、これは列記とした憲法違反―労基法違反、道交法・車両法違反―です。つい先日も、舟渡近辺で人身事故が起きてしまい、何とこの責任は運転手になすりつけ、ついには辞めさせてしまったのです。また、就業規則の実施もいい加減なものです。一つ例を挙げれば、「3ヶ月毎の健康診断」などは名ばかりで実態は「10年間に一回だけ」という体たらくです。しかも、これを暴露される度にはく言葉が「イヤなら辞めたら」なのです。そして、これが資本の唯一で最後の本音なのです。これはどこの会社でも同じです。労働者は階級としてこの一つの資本のもとに縛られているのです。だから、鈴木コンクリート分会の仲間が最も憎み許せない言葉こそこの「イヤなら辞めたら」なのです。
労働者をなめたら許さない、労働者の誇りを傷つけたら許さない、労働者こそこの社会の主人公なんだ! この「イヤなら辞めたら」の対極にあるのが労働者なのだ! だから、鈴コン分会の闘いは、単なる鈴木一族との争いではなく、それこそ資本との一大階級戦争であり、労働者階級としての絶対に負けられない一戦なのだ。
夕方の門前闘争を鈴木資本の抵抗をものともせずにやりきった鈴コン分会は、ただちに浮間舟渡駅前で街宣行動に決起しました。反応はすごいものでした。次々にビラを受けとり署名に応じてくれます。「鈴コンという会社を知ってますか」と聞くと大半の人は「知っている」という返事です。このあまりの反響の大きさに驚いたのか、再び登場したのがかの「一族の息子連中」で、またぞろビデオをもってうろちょろしはじめました。あまりの惨めさに誰も見向きもしません。
最後は、分会長による「団結がんばろう!」で締めです。鈴コン分会の仲間のみなさん!一日行動ごくろうさんでした。全国協は最後の勝利まで連帯して闘います。共に闘いましょう!
10月8日、合同・一般労働組合全国協議会は第二回定期大会を開催しました。全国からの代議員の参加をもって大会は成立し、大会議案を圧倒的な拍手で採択しました。
第二回大会は、実に画期的地平を切り開くことになりました。この1年間を3・11情勢と真っ向から対決し、日帝・資本の復興という名の組合破壊を被災地の闘いを軸に全国で打ち破ったこと、さらには、8・30集会において動労千葉が偽装請負粉砕をかかげて、国鉄決戦のなかに非正規職撤廃の闘いを位置づけたことは決定的であり、これと固く結合し、全国協こそが国鉄を始めとする4大産別決戦に決起するとしたこと、さらには、全国で労働相談闘争が展開され、この中から分会建設と青年労働者の結集が始まっていること、を中心に確認することが出来ました。そして、ここでの一番大切なことは、これらの闘いの土台に貫かれているのは「職場闘争」だということです。全国協は、この1年で大きな前進を勝ちとっています。次の決戦は、「11月労働者全国集会」の1万人結集です。全国協は、一千名建設をもって「11月労働者全国集会」の大成功へ向けて突き進むことをを全体で確認しました。
憲法を無視して血迷い暴走する
鈴木コンクリート工業(株)は
ただちに、不当な解雇、
正当なストへの不当処分、
賃下げの乱発をすべて撤回して謝罪しろ!!
今度は新入組合員に解雇予告!
鈴木コンクリート工業で働くみなさん浮間舟渡で働く労働者の皆さん!会社はついに追いつめられて、暴挙に出てきました。
先週10月13日、組合の分会長・書記長に9・27ストライキを理由に「出勤停止一週間」の不当処分を出し、二日後の15日に、新入組合員への「解雇予告通知」を出してきたのです。
これは、労働組合そのものの否定であり、専制君主とどこが違うのか? 東電や国がフクシマの子どもたちを切り捨てているのと同じだ。俺たち労働者は生きて赤い血が流れている人間です。ガマンにも限界がある。憲法27条、28条に明記された就労権、団結して闘う権利行使への逆切れの暴挙です。
こんなデタラメには絶対負けない。直ちに撤回しろ!
スト処分は組合否定そのもの!
9・27のストライキは、①2年前の組合つぶしの組合員不当解雇(都労委係争中)について、当該の田口さんの急逝につき、即時の撤回と遺族への謝罪、②さらに組合を完全にはずした「従業員代表との合意による手当の廃止」という一方的賃下げの撤回と釈明を求めたものです。会社は「ストに正当性がないから処分だ」と言う。しかし、事前の要求に対して「答える気はないし、団交にも応じられない」といい、賃下げについては全く経過説明もなく、「従業員代表との合意」も闇の中で行われ、釈明すらしていません。ましてやスト当日の午前、東京都労働委員会・調査の際、都労委側から和解あっせんの検討を促されて「持ち帰り検討する」と組合の前で答えているではないか。行政がらみの場では「検討」といい、実際は処分と解雇か!? どんな言い訳もきかないぞ!
違法を重ねる犯罪企業を許さん!
鈴木コンクリート工業は、違法だらけです。まず、昼休み休憩を日常的に奪う労働基準法違反、ミキサー車への過積載の強要の道交法・車両法の違反、一方的賃下げなど労働契約法違反、労働委員会に組合が提訴中の不当労働行為の労組法7条違反は10事例以上です。就業規則にある3カ月毎の健康診断は10年間で1回だけ、組合が出来る前は、20年以上も就業規則無し、3カ月雇用して1日空けてまた3カ月雇用で、有給休暇も与えなかった。「イヤなら辞めれば」と最近まで平気で言う。鈴木コンクリート工業と東豊商事の実態は同じで不透明な経営には、労働者の団結による鉄槌が必要です。ユニオンに入ってください! 団結して、誇りを奪い返して。職場と社会を変えよう! 非正規職撤廃!!
( 2011・10・17)
地域で働くみなさん!
黙っていたら、他の企業もマネします!
いっしょに声を上げてください!
労働者は奴隷じゃないぞ!
①会社に抗議してください
抗議先→ 鈴木コンクリート工業(株)
●工場 板橋区舟渡1-4-11
TEL 3967-5121 FAX 3967-5199
●本社 豊島区上池袋4-11-1
TEL 3916-0737 FAX 3916-2088
▼組合活動を理由にした解雇は憲法・労組法違反の犯罪だ!
▼正当なストライキへの懲戒処分は、とんでもない!
▼就労の権利を奪うのも憲法違反だ!
▼昼休み休憩は、労働者として最低当然の権利だ。奪うな!
▼生コンミキサー車の過積載をいますぐヤメロ!
・違反で罰金取られて免許点数引かれて、あとで罰金だけ肩代わりして済むのか? 会社が法律違反を命じている!
・重量オーバーで、横転や交通事故などの責任取れるのか?
・地域の労働者や住民に被害があったらどうするんだ?
▼仕事を急かして、交通法規違反(大型通行禁止を許可なしで入らせたり)をやらせるな!
▼交通法規を守り、過積載を拒否して頑張ってるユニオンの鈴コン分会の方が当たり前の事をやってるぞ!
何で、ユニオン組合員を差別して、解雇や処分するんだ!
▼ユニオンのまっとうな要求に応えて、争議を解決しろ!
▼20年以上も、3ヶ月雇用なんて異常だ。すぐ撤廃して正規で雇え!
②会社の顧問弁護士・系列親会社へ質問してください
●村上泰氏(鈴木コンクリート工業弁護士)
真和総合法律事務所 中央区八重洲2-1-6
TEL 3517-6777
●大阪住友セメント本社
千代田区六番町6-28
TEL 5211-4500 FAX 3221-4652
③ユニオンへのご支援と連帯・激励を
一般合同労組 東京西部ユニオン 鈴木コンクリート工業分会
●杉並区天沼2-3-7-3B TEL&FAX 3220ー7473
Eメール seibu-union@mocha.ocn.ne.jp
ユニオンHP http://www12.ocn.ne.jp/~seibu-un/
鈴木コンクリート分会闘争、更なる激化!
新入組合員への解雇攻撃を絶対に許すな!
10月20日午前8時・夕方5時社前抗議闘争に怒りの総結集を勝ちとろう!
10・15「東京を占拠せよ!OCCUPYTOKYO」国際アクションデー、新宿駅大街宣行動は大成功でした。
10月15日、全国協、郵政非正規ユニオン、全国交流センター青年部の3団体は新宿駅東南口で大街宣行動に決起しました。アメリカNYの「ウォール街を占拠せよ!」「WeAre99%」の発信はすごい反響を示しています。この日の街宣も、明治公園6万決起とNYデモが話の軸になり、交流は次から次へとひろがっていきました。なかでも、青年労働者と女性の関心が高く、チケット販売に結びつく熱い討議があちこちで展開されていました。
特徴は、原発問題と並んで「反失業」問題が青年との会話の軸になったことでした。やはり、非正規雇用問題は大変な情勢を作っています。とりわけ、青年労働者にとっては「生きていけない」ということに直面していて、11月集会は「反失業」をテーマに掲げていると話かけると足が止まります。この点では、NYデモはすごいインパクトをもっています。ここでは「99%」が話しになります。1%のブルジョアジーが富を独占していること、99%とは何か、労働者階級だ、と討議はストレートにこの社会はおかしいということ、この社会をかえようということなんだというものとなる。そして、それが余り壁を感じないものとして、そうですねとなる。
また、子どもをもった若い女性とも話しになりました。その女性は、明治公園のは後から知った。だけど、仕事があっていけなかったとしていた。原発問題については非常に熱いものがあり、「次は11月集会です」とチケットを出したところ「じゃあ子どもの分も」と2枚購入していきました。原発問題で感じたことは「収束」というブルジョアジーの意図は根本的には粉砕されていると言うことです。この点を言ってきたのは「80歳の女性」一人だけでした。しかも、この人だってこれを良しとして言っているのではない。政府と東電への批判が一杯で「話し相手がいないから、普段は言えないことだけど」としていろいろとぶちまけてきました。
「反原発と反失業」を掲げて、11月全国労働者集会へ向けて突き進むことは、全ての人の生きる道となっていると改めて感じることができた街宣行動でした。
9・29郵政本社~10・1東京多摩局へ
解雇撤回! 怒りのデモを打ち抜く
犠牲を現場に押しつける「郵政再生に向けてバージョン1」弾劾!
9月29日、雇い止め解雇をはじめとした「郵政大リストラ」攻撃を弾劾する郵政本社デモが行われた。デモは、郵政非正規ユニオンの仲間たちが中心となって呼びかけたもので、首都圏の郵政の仲間を先頭に250人が参加しました。
郵政非正規ユニオン委員長の齋藤祐介さんは「今日のデモはすべての非正規職労働者の怒りのデモだ。非正規職(制度)をなくそう。『非正規労働』なんて差別なんだと知らしめよう」と訴え、デモ隊は繁華街に出ました。
追い出されるのは斎藤、鍋倉社長の方だ!
デモ隊は仕事帰りの労働者でごった返す新橋から霞が関の日本郵政本社ビルへ。多くの労働者が沿道から手を振ってエールを送っていました。本社前でシュプレヒコール。「日本郵政・斎藤社長、日本郵便・鍋倉社長は出てこい! 」「すべての雇い止めを撤回しろ!」「赤字の責任を現場に押しつけるな!」。本社ビルから出てくる多くの労働者がデモ隊に注目する一方、郵政当局はガードマンや管理職を並べて阻止線を張り狼狽した姿をさらしました。
そして10月1日、郵政非正規ユニオンの仲間は、東京多摩支店への抗議のデモ行進に連続的に決起しました。郵政当局は、この9月末日をもって65歳以上の労働者を中心に、全国で1万4千人もの非正規労働者の雇い止め解雇を強行しました。断じて許せません。
郵政非正規ユニオンの闘いは、22万人の郵政非正規労働者のみならず、すべての産業の労働者の雇い止め解雇を許さない闘いです。非正規職制度撤廃、労働者を機械の部品のように使い捨てる民営化攻撃と対決して闘おう。先頭で闘う郵政非正規ユニオンの仲間と連帯して闘おう!
11月6日は反原発・反失業の国際統一行動日
あふれる怒り! 次は11・6日比谷です
福島の怒りと連帯して原発再稼働阻止・廃炉へ!
9月30日、野田政権は福島第一原発から半径20~30キロ圏の緊急避難準備区域を一斉に解除しました。これは福島の人々の命と生活を見殺しにして、「原発事故は収束に向かっている」という大ウソの宣伝で原発を再稼働するためです。絶対に許せません。
日本経団連などの資本家たちは「原発がなければ日本経済が崩壊する」と原発の再稼働を絶叫しています。また野田政権は「復興のためには電力の安定供給が必要。そのためにも原発再稼働を」と言って、東北電力の東道原発などを再ひがしどおり稼働の突破口にしようとしています。9月29日には、ベトナムと原発予定地の地質調査を行う契約を結び、原発輸出を開始しました。
原発事故の収束はデタラメ
福島原発事故は収束どころか、危機的状態が続いています。原子炉建屋は放射線量が高くて近づけず、いまだに溶けた燃料棒がどこにどれだけあるのかも確認できていません。溶けた燃料を冷やすための注水で膨大な高濃度汚染水がたまり続けており、新たな水素爆発の危険も切迫しています。事態は改善どころかより危機的な状況に突入しているのです。
動労水戸がストライキに!
JR東日本・水戸支社は、政府の緊急避難準備区域の一斉解除を受けて、常磐線・久ノ浜?広野間の運転再開を決定。震災以降広野駅に放置されていた放射能に汚染された列車を10 月9日に勝田車両センターまで移送することを動労水戸に通告してきました。線量測定や除染もしないまま、労働者に乗務、交番検査による被曝を強制しようとしています。これに対して、動労水戸は、8日にストライキに立ち上がり(写真)、9日には車両搬入阻止闘争に決起しました。
職場で働く労働者を守るのが労働組合です。11月6日は、東京・日比谷野音に結集し、日本と世界の労働者と連帯し、反原発・反失業の国際統一行動に起とう。
アメリカで反失業デモ
ウォール街を占拠せよ
アメリカ政府が大銀行などを救済する一方で労働者の住宅差し押さえなどが激増していることに青年労働者や労働組合が抗議し立ち上がりました。極端な貧富の格差是正を求める闘いが「ウォール街を占拠せよ!」のスローガンです。彼らは金融機関が集中するニューヨークのウォール街を占拠して連日集会やデモを行い、すさまじい社会的・経済的不平等を生んだアメリカ社会のあり方を弾劾しています。アメリカの失業率(25歳以下)は8月に17・7%に達しています。青年労働者達は、1%に満たない大資本家たちが富を独占するような腐敗した資本主義・新自由主義を打倒しない限り、もはや生きることさえできないと感じて立ち上がっているのです。
労組が大きな力と役割
9月17日から始まった若者たちの闘いを、10月に入りニューヨークの労働組合の連合体が支持。この運動は、一気に全米各都市に広がっています。全世界で立ち上がる労働者と連帯し11・6日比谷へ!
10・15を「東京を占拠せよ! OCCUPY TOKYO」の国際アクションデー!
新宿駅東南口13時~16時大街宣行動に総結集しよう!!
アメリカで始まった「ウォール街を占拠せよ!」「WeAreThe99%」を掲げた決起は、世界中を一瞬にして席巻し、そこから「10月15日を国際アクションデーに」との連帯の呼びかけが発せられました。日本でも全国で連帯行動が計画されていて、東京でも各団体の決起が行われようとしています。
ここでの核心は、労働組合がこの怒りの軸になって立ち上がろうと言うことです。大恐慌が世界を覆い尽くし、新自由主義攻撃の破綻が資本主義の終わりを告げるなかで、労働者はこのままではもはや生きていけないということ、そして生きるためにはこの社会を変革することが求められていること、これが世界中の労働者の直面する課題になっている。今こそ、世界の労働者階級は一つになって団結し立ち上がろう。10・15を国際連帯の歴史的開始の日としよう!
合同・一般労組全国協・郵政非正規ユニオン・全国労組交流センター青年部の3団体はこのアメリカから発せられた「国際アクションデー」に連帯し、次の行動をもって決起します。
10月15日13時~16時、新宿駅東南口 「東京を占拠せよ!OCCUPY TOKYO」大街宣行動
2011年9月20日
鈴木コンクリート工業株式会社殿
八王子市明神町4-15-5
リーベンスハイム八王子2-203
合同労働組合八王子
抗 議 文
本年10月13日、貴社は一般・合同労働組合全国協議会東京西部ユニオン鈴木コンクリート分会(以降、当該労組と略します)による9.29ストライキに対して、2名の組合員に「出勤停止1週間」という不当処分を行いました。私たちは当該労組による労働組合法に則った正当な争議権の行使に対する違法・不当な処分に対し、断固とした抗議を行うと共に、貴社が即刻謝罪し処分を撤回することを求めます。
そもそも第1に争議行為に至った「一方的賃下げ」は、労働条件の不利益変更であり、たとえデッチアゲ御用組織が同意していようとも、それを拒否する労働者には適応できないことは、最高裁判例で私たちが勝ち取った揺るがせない権利です。すなわち不利益変更を強行する時点で、貴社は全労働者階級への敵対を宣言しているばかりか、明確な違法行為を行っていることに他なりません。
第2に当該労組のストライキ(争議権の行使)に対して「正当な理由がない」などと、理由ならざる理由で処分を強行することは、労働者の基本的な権利に敵対するばかりか、労働組合法のイロハも知らない労務管理=ブラック企業であることを公言する違法企業であるということです。断じて許せません。
以上のことから、逝去した田口組合員の志を引き継ぎ日々たたかっている当該労組を私たちは断固支持し、堅い連帯で共に闘う決意です。違法企業の貴社を徹底的弾劾し、今次不当処分の撤回を強く要求するものです。
鈴木コンクリート工業は組合破壊の不当処分をただちに撤回して謝れ!!
以上
スト処分「出勤停止1週間」を絶対に粉砕しよう!
鈴コン分会と連帯しともに処分撤回へむけて闘おう!
全国協は、鈴木コンクリート資本による9・27ストに対する処分を絶対に許さない! そもそもストライキというのは労働組合の権利であり、それを資本・会社が云々するものではない。ましてや「処分」などとは論外である。組合員の解雇撤回と一方的賃下げの撤回を求めたストライキのどこに問題があるのか!しかも、この問題は東京都労働委員会に救済の申し立てをし「受理」され、その「調査」が開始されているのだ。
従って、今回の「処分」は明らかに一つの踏み込みがある。それは、都の労働委員会をも無視して、鈴木コンクリート工業が生き抜くために鈴コン分会という「闘う労働組合」を潰すということである。だが、追いつめられているのはどっちなのか。世の中は大恐慌の時代に突入し、アメリカもヨーロッパも完全に行き詰まり、なかでも3・11大震災と原発事故に直面した日本は最大の危機に陥っている。かかる中で、資本家階級は労働組合の破壊を通して自らの延命を計ろうと必死になっている。鈴木コンクリート工業もその一員であり、今回の「処分」攻撃は、その一端に過ぎない。
しかし、ブルジョアジーとプロレタリアートの力関係は転換しつつある。6・19の明治公園6万人決起を見よ!これこそ、真の労働者階級の「生きさせろ」の血叫びであり、それはこの社会の変革であり、体制転覆をもって労働者階級の生きる道を切り開くということである。まさに革命を希求する圧倒的正義の闘いと要求なのである。
鈴木コンクリート工業の資本家どもに告ぐ! 今、アメリカで始まった「ウォール街を占拠せよ!」「われわれは99%」という叫びと日本の6万人決起とは全く同じなのだ。そして、鈴コン分会の闘いこそ6万決起の先頭に立つ闘いとしてあるのだ。労働者階級・労働組合をなめるのもいいかげんにしろ!鈴コン分会はこの弾圧を絶対に許さない!そして、全国協こそ絶対に許さないことを宣言する!
合同・一般労組全国協の皆さん!つい先ほど、鈴コン支部より「全国協への協力要請」が発せられましたので掲載します。
夜分すみません
お疲れ様です
本日 鈴木コンクリート工業会社は鈴コン分会 内尾分会長 吉本分会書記長
二人に9月27日のストライキは違法だと 出勤停止処分一週間と不当処分を出してきました
明日から社前で抗議行動を毎朝一週間行います
それで お願いがあります全国協議会の各ユニオンに鈴木コンクリート工業の工場へ抗議のフアックスをお願いしたくてメールしました
ガンガン不当処分撤回の抗議フアックスを送ってください
工場のフアックス
0339655199
全国協議会本部から各ユニオンへ連絡をよろしくお願いします
吉本
JR水戸支社抗議!
動労水戸激励の取り組み要請!
放射能に汚染された車両を、10月9日に勝田車両センターまで移送することに断固反対します!
緊急行動のお知らせです。動労水戸より「JR水戸支社抗議!動労水戸激励の取り組み要請」が発せられましたので掲載します。
各位
JR東日本・水戸支社は、常磐線久ノ浜~広野間の運転再開に伴い、震災以降広野駅に放置されていた放射能に汚染された列車を10月9日に勝田車両センターまで移送することを動労水戸に通告してきました。線量測定や除染もまったくしないまま、労働者に乗務、交番検査による被曝を強制しようとしています。
これに対して、動労水戸は、10月8日にストライキを実施することを決定しました。 各地域センターは、傘下労組、共闘団体、反原発に取り組む運動体等にこの事態を知らせ、JR東・水戸支社への抗議と動労水戸への激励の電話・ファックスを組織して下さい。
【抗議先】 JR東日本・水戸支社
電話 029-221-6461
FAX 029-227-0304
【激励先】 国鉄水戸動力車労働組合
電話 029-227-6020
FAX 029-227-6291
以下は、動労水戸からの抗議要請と報道機関宛の事前説明資料です。
緊急抗議のお願い
ご苦労様です。
JR東日本は、9月末、広野駅に3・11震災以降放置されていた放射能に汚染された車両を、10月9日に勝田車両センターまで移送す流ことを通告し、労働者にその乗務を強制しようとしています。
また、会社は、「国が『緊急時避難準備区域』を解除したから、放射線量は測定しなくても問題ない。除染もしなくていい」と開き直って、10月10日から広野駅までの延長運転を強行しようとしています。
これに対して、現場では、不安と怒りの声が巻き起ころうとしています。いわき運輸区の女性労働者は、東労組の集会で、放射能に汚染された車両も測らず、除染もしないで乗務させられることに対して、泣きながら抗議するという事態も起きています。
汚染された車両は、勝田車両センターで、動労水戸や平成採の労働者に交番検査で被曝を強制しようとしており絶対に許すことはできません。
動労水戸は、この前代未聞の攻撃に対して、ストライキを含むあらゆる手段で闘う決意です。
放射能に汚染された車両を計測も除染もせず、労働者に被曝を強制させる会社の攻撃を絶対に阻止しなければなりません。
汚染車両の移送を絶対に阻止するために、全国からJR支社に抗議のファックス・電話を、全国から集中するようお願いします。
2011年10月5日
国鉄水戸動力車労働組合
執行委員長 石井 真一
【抗議先】 JR東日本・水戸支社
電話 029-221-6461
FAX 029-227-0304
新聞各社・報道機関 様
連日の奮闘ご苦労さまです。私たちは、JRの労働組合で動労水戸(国鉄水戸動力車労働組合)です。
JRの常磐線久ノ浜~広野運転再開(10/10予定)には重大な問題があることが判明しました。
私たちは、利用者と沿線住民、さらにこの運転に携わる社員を放射線被曝から守るため、会社に放射線被曝に対するきちんとした対策をもとめ、懸案である車両メンテナンス外注化反対とともに、10月8日ストライキを実施します。
<経過と問題点>
去る10月3日、JR東日本水戸支社は、政府の緊急時避難準備区域の解除に伴い、10月10日から福島第一原発から3km圏内の常磐線久ノ浜~広野を運転再開すると発表しました。私たち組合は、利用者や社員の健康被害に不安があるとして13項目の要望書を提出し、10月3日団体交渉が開催されました。
不安は的中しました。この団交では、耳を疑いたくなるような重大な問題が発覚したのです。大きく問題は2つです。
まず第1に、久ノ浜~広野運転再開に伴い、この区間の駅のホームや駅舎・跨線橋(こせんきょう)や沿線の除染は行わないということです。放射線量は各駅の線路上1mの測定値が明らかにされましたが(久ノ浜0.49、末続0.50、広野0.37μs/h)必ずしも低くないし、それ以外の駅構内は測定していないというのです。広野町などこれから町をあげて本格的な除染を行うとしていることに対して、除染しない理由を「国が解除したから大丈夫」としていることです。
次に、この運転再開を前に福島第一原発から30km圏内の広野駅に震災以降ずっと置きっぱなしになっていた電車の車両を、除染もしないで、茨城県の勝田車両センターまで移送するという問題です。会社は車両の放射線量は測定するとしていますが、その基準値はない(!)というアリバイ的なものです。そんな汚染車両を安易に勝田に持ち込めば周辺住民はもとより、車両センターでこの車両を点検する社員の健康被害は取り返しのつかないものとなることは明らかです。絶対許されるものではありません。
組合としては、こうした事実を会社内でも明らかにして、会社が放射線被曝に対してきちんとした認識を持ち、きちんとした対策をすることを求めていきますが、事態は急を要することから、会社内外に広くこの事実を知らせ警鐘を乱打することが必要だと判断した次第です。
原発事故から一日も早く立ち直りたいという地元住民のみなさまの期待を裏切るような残念な話題ですが、政府の「解除」のみを根拠に利用者や社員を危険にさらしてまで運転再開を急ぐJR東日本のあり方は、政府・東京電力とグルで原発事故の被害を小さく小さく見せようという意図が見えるような気がします。私たちは、そうした中で犠牲になっていく住民や労働者の声を発信していかなくてはならないと考えています。
2011年10月6日
国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)
執行委員長 石井 真一
10月1日、郵政非正規ユニオンが中心となって支援の労働者が多数参加して怒りが爆発しました。朝9時に「京王線中河原駅前」に結集した仲間は、直ちにデモに出発しました。今日は、東京多摩支店包囲デモの日なのです。
9月は、明治公園6万決起を軸にものすごい闘いの月間となりました。郵政非正規ユニオンは、どの闘争でも先頭に立ちのぼり旗を押し立てています。皆が斉藤委員長を待っています。そして、斉藤君は必ず皆を元気にさせます。今では、彼の言う「数万人を組織しよう」という訴えがあながち夢ではないと思えてきたから不思議です。それから、老いも若きも一緒になって立ち上がろうという提起もすごいものがあります。年は関係ない、心が若ければ青年なんだ。それと真の青年が団結してがんばろうと言うのです。
東京多摩支店の正門前に登場したデモ隊は、震え上がって出てこれない当局に対して「18名の雇い止め解雇を撤回せよ!大工原課長の脅迫・暴言を撤回せよ!」の大抗議コールをたたきつけました。
9月29日、郵政本社抗議デモが行われました。郵政非正規ユニオン齋藤委員長他18名の解雇を撤回せよ!「アルバイトのクズが!」などの暴言は許せない!を掲げて元気一杯のデモが展開されました。
今回の特徴は、新調デモコールの圧倒的なアピール力です。青年が工夫して次から次へと繰り出す宣伝戦の威力は絶大です。新橋駅前はサラリーマンで溢れかえっていて、待ち合わせ組は勿論レストラン風大喫茶や居酒屋で盛り上がっている組も皆大注目です。中には、店から飛び出してきて口を開けて釘付け状態で見ている人や自分にあっているフレーズのところは思わず一緒になって口ずさんでいる女性の人もいます。
思い出すと興奮が甦って来ます。 雇い止めとは何なんだ! 労働者はモノではないぞ、労働者は人間だぞ。皆は満足できますか、未来に希望が持てますか。結婚できない、子どもも産めない、・・・こういう人がどれだけいるか。郵政だけでも16万人、全国2000万人。皆でひとつになろう、今ここから時代は変わる、もっともっとつながろう。今から、うちらが革命やろう!
とにかくすごい迫力だ。前方から見ていると、若者の集団が旗を林立させて、「生きさせろ」の叫びを極めて身近なコールとして表現している。これに皆が引き寄せられるように沿道に出て共鳴している。こんな光景は初めての体験だ。時代は変わってきている。デモ隊と労働者人民は一体となってきている。6万人決起はいたるところで始まっている。
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