2013/07/30

7/29市東孝雄さんの農地強奪を許さないぞ!反動判決弾劾集会

千葉地裁の反動判決に怒りを燃やし、
弾劾集会が行われました!

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動労千葉を支援する会 房州鉄道研究会サイトから転載

2013/07/27

8.6-8.9へ、反戦反核東京集会開かれる

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毎年、8.6広島・8.9長崎行動に向けて開かれている反戦反核東京集会(主催:8.6広島-8.9長崎反戦反核闘争全国統一実行委員会)が、7月21日(土)午後、文京区民センターで開かれました。100名余が参加し、3.11フクシマにつながる3.1ビキニ、さらに青森の核燃サイクル基地問題などについて思いを共有し、改めて反原発、反核の取り組みの重要性を確認しました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2013/07/21

8・5闘う合同一般労組総決起集会に集まろう!

合同・一般労組全国協共同代表/広島連帯ユニオン書記長 壹貫田康宏

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全国の合同一般労組で闘う皆さん!

福島原発事故がいまだ収束せず、大量の放射性物質を垂れ流しているというのに、政府、電力会社は何の反省もしていません。何の責任もとっていません。そればかりか、原発再稼働を進め原発輸出さえ行おうとしています。絶対にゆるせません。

ヒロシマ・フクシマ、被曝労働拒否の闘いと一体で闘おう

高線量下での生活を強制されているフクシマの現実、そして原発労働者は重層的な下請け構造のもとでメチャクチャな被曝を強制されてきました。それだけでなく、除染労働者や復興に携わるインフラ労働者なども被曝の危険にさらされながら働いています。
ヒロシマ・ナガサキの被爆者は、内部被曝の影響を否定する政治のもとで苦闘してきました。フクシマを無かったことにし、労働者に被曝を強制している現実も全く同じではありませんか。動労水戸の被曝労働拒否のストライキは、労働組合の団
結でそうした現実を変えることが全く可能だということを示しています。

闘う労働組合を甦らせ、この腐り切った社会を変えよう

ついに2000万人を超えた非正規労働者の現実も全く同じです。非正規労働者にとどまらず命を削りながら働かざるを得ない現実が全社会を覆いつくしています。とりわけ青年労働者は、未来を展望することすら奪われています。「経営のためには原発再稼働が必要」(葛西JR東海会長)とは何という言い種か!文字どおり「命より金」です。こうしたことがまかり通っているのは、労働者が正規・非正規、民間・公務員など様々なやり方で分断され、労働者の団結が破壊されているからではありませんか。既成の労働組合が労働者の声を押さえつけてきたからではありませんか。闘う労働組合を甦らせ、安倍政権を一刻も早く打倒し、世界の労働者の団結によってこの腐り切った社会を変えよう!

8・5ヒロシマ世界大会~8・6ヒロシマ大行動に大結集を!

被爆68周年、どんな困難にも核廃絶の未来に希望をもって苦闘してきた被爆者の闘いを、全国、全世界の労働者の闘いと一体となって本当の解放に向かって大きく前進させる時がきました。
被爆者の闘いを体制内に押しとどめてきた原水禁運動は、この夏、これまでの連合・核禁会議と共催の集会を中止しました。労働者の再稼働反対の声が「もう一緒にやれない」現実を強制したのです。根底には国鉄闘争全国運動や動労千葉の高裁要請署名が労働者の心をとらえ、体制内指導部の制動を打ち破って闘う労働組合を甦らせようとしているからに他なりません。
8・5闘う合同一般労組総決起集会を成功させ、8・5全原発廃炉再稼働阻止ヒロシマ世界大会・8・6ヒロシマ大行動に大結集しよう!

◆合同・一般労組総決起集会
8月5日12 時15 分~14 時15 分(12 時開場)
場所:広島市アステールプラザ・中ホール

合同・一般労組全国全国協議会サイトから転載

鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議1周年に135名が結集!

鈴コン闘争支援・連帯共闘会議事務局長 吉本伸幸

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7月15日、連日の猛暑と連日の激しい闘争の中、鈴木コンクリート工業分会闘争支援・連帯共闘会議1周年集会に135名が集まっていただきました。心から御礼申し上げます。ありがとうございました。

連帯共闘会議の発足と闘いの拡大

2012年7月15日に鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議が10人の呼びかけ人のもと、多くの力を得て発足し、その後呼びかけ人も増え、支援会員、団体署名も関西生コン支部の組織的加入をはじめ東京を中心に全国に拡大していきました。
我々鈴コン分会も共闘会議の仲間と共に無我夢中で、「俺たちは奴隷じゃねぇ!団結して闘えば勝てる!」とひたすら仲間を信じ団結を軸として走り続けた1年でした。

鈴コン分会と共闘会議が切り開いた地平

解雇撤回・非正規職撤廃の闘い、地域・産別のあらゆる壁をこえた支援・共闘を求める活動は、発展、拡大し続け、仮処分裁判では連勝し、2013年仮払いも2年目の延長を勝ち取ることができました。労働委員会も第二次審問に突入し、解雇撤回の本裁判もこの秋、いよいよ証人調べに入ります。
鈴コン分会と共闘会議は、「解雇撤回・非正規職撤廃・闘う労働組合の復権」を掲げ、必ず勝って職場に戻り職場支配権を取り戻します。

首都圏広域労組連絡会の誕生

そういう闘いと連帯・共闘をこの1年間作り上げてきたと思っています。
そして、鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議の団結と闘いから首都圏広域労働組合連絡会(首広連)が誕生しました。
青年・学生・正規・非正規労働者を問わず、職場から闘う労働者の団結拡大をもって闘えば負けない、闘いが前進していく発展と展望を自分達が作り出してきました。結成1周年集会は鈴コン分会・共闘会議・首広連・青年・学生と闘う仲間、闘う労働組合が一同に介し、その力が爆発的に燃え上がりました。我々はこれを作り出し、今日からの社会は、闘う労働者、闘う青年、闘う学生、闘う労働組合が主導権を奪い返していけるという確信をつかみとる集会となりました。

鈴コン分会闘争は国鉄闘争と一体の闘い

鈴コン分会闘争は国家権力の中枢と闘う国鉄闘争と一体の闘いとなりました。「白石事件」と鈴コン分会仮処分裁判での裁判官は同じです。解雇撤回・非正規職撤廃闘争を徹底して貫いて団結の拡大を求めて闘ってきた鈴コン闘争が、日本の新自由主義攻撃の中心と不屈に闘ってきた26年間の国鉄闘争と必然的に一体化したということです。

前人未踏の労働組合で社会をひっくり返す

鈴コン分会共闘会議は2年目の闘いに突入しました。国鉄闘争と一体に鈴コン解雇撤回闘争の勝負を決める年です。誰もが成し得ない、前人未踏の労働組合で社会をひっくり返していく大いなる野望を掲げて、鈴コン分会闘争支援・連帯共闘会議は新たな闘いへと突き進んでいきます。

合同・一般労組全国全国協議会サイトから転載

2013/07/19

参議院・東京選挙区 山本太郎さんを支持します!

合同・一般労働組合全国協議会

6月14曰、山本太郎さんは記者会見で、7月4曰公示、7月21曰投開票の参議院選挙(東京選挙区)への立候補を表明しました。山本太郎さんは、安倍政権による政治への強い危機感を表明し、反原発・被曝を許さない! 被爆労働反対! TPP反対! 低賃金・過重労働・長時間労働反対! ブラック企業許すな! を鮮明にしています。ホームページ上で6月14日の記者会見の山本太郎さんの参議院選・立候補宣言ビデオを見ることができます。

①「僕が一番大切にしてる部分があるんですね」「被曝させないということ」「今東電原発の収束作業員の方々がお仕事されている状況というか、収束作業の方々にも何人かお会いしてお話も伺いました。とにかく本当にひどい。」「命を削りながら今も収束作業を進めている人達に対して.被曝の管理であったり健康管理というのはあたりまえにあって、そしてその労働の対価っていうのは、ね、しっかりとお支払いするというのは当然じゃないですか。今僕達がここでこうやってしゃべっていられるのは、あの方達が命を削りながら作業をして、してくださってるからなんですよね。」

②「TPPに入ったら、もう脱原発は厳しくなる」「ISD条項というものによって結局原発を止めることになった時に投資家がまだまだ俺の原発は稼働できたはずだってことで、損害賠償を求められる、そんなことが当たり前ように行われちゃう」「TPPに入るということは、結局何処にむかうのか、貧乏人は死ねっていうことなんです」

③「そうしたらどこに向かうかというたら、労働者に向かうんですよね。低賃金・過重労働ね、長時間労働ですよね。そうしたらどうなるのかというたら、ブラック企業そのまんまが、もうスタンダードになっちゃう。」     

山本太郎さんの主張は他の候補者にない鮮明なものです。合同・一般労働組合全国協議会は山本太郎さんを全面的に支持することを表明し、参議院選の山本太郎さんの勝利のために全力を尽くします。

安倍政権が6月14日に打ち出した「日本再興戦略」は原発再稼働を前面に掲げ、TPPを推進し、正社員の解雇ルール、公務員の賃金削減と解雇、残業代ゼロ法案、限定正社員制度を水路にすべての労働者の非正規化を画策しています。JR東海会長の葛西敬之は「原発再稼働とTPP必須」(5・26付読売新聞)を打ち出しました。この安倍政権と対決する主張を真っ向から掲げているのは山本太郎さんしかいません。

咋年12月、山本太郎さんは衆議院選挙を東京8区(杉並区)でたたかいました。そして、敗れたとはいえ7万票という支持を獲得し、原発絶対反対の大衆の力を示しました。今回、合同・一般労働組合全国協議会は東京全域のすべてのたたかう仲間にも訴えて、山本太郎さんの決意に応え、勝利をめざして全力で闘う決意です。

2013年6月30日

2013/07/17

8・6ヒロシマ大行動へ

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8・6ヒロシマへ?賛同と参加の呼びかけ
全原発廃炉・核廃絶世界大会を実現しよう!
被爆68周年8・6ヒロシマ大行動への賛同と参加をお願いします

すべての労働者、農民、漁民、市民の皆さん。被爆68周年の8・6ヒロシマから、「再稼働阻止! 全原発を廃炉に!」「すべての核をなくせ!」の声を全世界に発しましょう。

●フクシマの怒り、被爆者の怒りを共にし安倍政権の再稼働阻止!

3・11から2年以上が過ぎました。しかし福島の現実はますます深刻化しています。十数万もの人々の避難生活の長期化、労働者・農漁民・住民への内部被曝と被曝労働の強制、拡大し続ける汚染水問題、そして福島の子どもから12人(疑いも含めれば27人)もの甲状腺がんが発見されるという大変な事態が起きています。しかし安倍政権は福島原発事故などなかったかのように、原発再稼働と原発輸出に突き進んでいます。「命よりカネ」という資本家たちが「再稼働こそ経済成長の条件」(葛西JR東海会長)と叫び、高市早苗自民党政調会長は「福島第一原発を含めて、事故によって死亡者が出ている状況では無い」と言い放って、福島の激しい怒りを巻き起こしました。
安倍政権の原発再稼働・原発輸出の政策は、改憲と核武装の野望と一体です。労働者を、子どもたちを被曝させ、その命を奪って平然としている者たちが、今度はヒロシマ・ナガサキそのものをくり返そうとしているのです。
しかし原発と被曝への怒りは、ますます深く大きく広がっています。今こそ、被爆者とフクシマの怒りをひとつにし、労働者、農民、漁民、住民、子どもたちを被爆・被曝させて生き延びようとする支配者たちと対決し、「再稼働阻止・全原発廃炉」を高々と掲げた8・6ヒロシマ世界大会を実現しましょう。

●被曝労働絶対阻止の労働組合の闘いこそ全原発廃炉への道ひらく

再稼働阻止・全原発廃炉を実現する最大の力は、被曝労働を拒否する労働組合の闘いにこそあります。すべての原発・核施設は、労働者に被曝労働を強制することによって成り立っています。被曝を強制されている労働者の多くは、何重もの下請け構造の中で搾取され、権利を奪われている非正規労働者です。新自由主義と呼ばれる現代の資本主義は、労働者の命をしぼり取り、一握りの資本家の富だけを増やしてきました。この「新自由主義のエネルギー源」となってきた原発こそ「地上に設置された原爆」であり、労働者の命を直接的に奪い、破壊することで動いてきたのです。そして、この現実を許してきたのは、新自由主義と闘えなかった労働組合の変質でした。だからこそ労働者が労働組合を甦らせ、団結と闘いの武器としてとりもどし、被曝労働とそれを強制する外注化・非正規化、新自由主義と闘うことこそ、すべての原発を止め、廃炉にしていく道です。
日本における新自由主義の出発点となった国鉄分割・民営化に絶対反対を貫き、解雇撤回を闘う国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)は、安全問題を徹底的に追及しJRの合理化、外注化を阻止する闘いを続けています。動労千葉とともに闘う国鉄水戸動力車労働組合(動労水戸)は被曝労働絶対拒否を掲げ、福島第一原発事故現場近くに放置された被曝列車の運行を実力阻止しています。福島県内でも国労郡山工場支部の仲間が、外注化と被曝労働を阻止する闘いを開始しています。すべての労働者、労働組合が、労働者の命を脅かす被曝労働を職場・生産現場から拒否して立ちあがるならば、原発を動かすことはできません。
被曝労働阻止の闘いは、いま福島第一原発の事故現場で必死の収束作業を行っている労働者の命を守りぬくためにこそ必要です。労働者の安全を守りぬくために闘ってこそ、全原発廃炉の道を開くことができます。

●労働運動と国際連帯の力で勝利しましょう

安倍政権は、アジアに、世界中に原発を輸出しようとし、米欧や中国などの大国も世界の支配をかけて原発と核にしがみついています。全原発廃炉の闘いは一国だけではできません。それは国際連帯の闘いを必要としています。全世界の労働者が、新自由主義と闘い、被曝労働を阻止し、人間らしく生きるために団結するときです。
大恐慌の激化のもとで、資本は労働者を分断してさらなる競争に駆り立て、市場・資源・領土の支配をめぐる資本家・国家同士の争い、新たな戦争・核戦争の道へ引きずり込もうと躍起になっています。安倍政権の原発再稼働と改憲攻撃は、まさにそのために進められています。民営化・外注化・非正規化、賃下げ・首切り、被曝の強制、戦争・核戦争??すべてが労働者民衆を犠牲にして延命しようとする新自由主義の攻撃です。まさしく全世界で労働者民衆は同じ課題に直面し、同じ闘いにたちあがっています。だからこそ国境をこえて団結しましょう。労働運動の力と国際連帯で、安倍政権の原発再稼働と改憲と戦争・核武装を打ち砕こう!
放射能から子どもの命を守りぬくために、ふくしま共同診療所建設、保養・避難の取り組みを広げましょう。この運動も全国・全世界の労働者の団結した力によってのみ展望を開くことができます。
世界のすべての人々に呼びかけます。ヒロシマ・ナガサキ・ビキニを、そしてフクシマを繰り返させないために、核と原発を地上から一掃するために団結しましょう!
8月6日、ヒロシマの地に集まり、「全原発廃炉・核廃絶の世界大会」を共に実現することを心から呼びかけます!

2013年6月
被爆68周年8・6ヒロシマ大行動実行委員会

ビラへのリンク

2013/07/15

「なにがなんでも全原発廃炉」NAZEN集会に参加して

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7月11日(木)夜、杉並区高円寺の「座・高円寺」で「なにがなんでも全原発廃炉 7.11東京集会」が開かれました。会場満杯の350名が参加し、政府の原発再稼働攻撃に対して「なにがなんでも全原発廃炉!」をたたきつけました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2013/07/13

郵政非正規ユニオンNEWS25号

全国ビラ25号

 

郵政非正規ユニオン・第3回定期大会開催
2年の激闘からさらなる団結拡大へ!
闘う労働組合を現場からつくりあげよう!

6月23日、郵政非正規ユニオンの第3回定期大会が開催されました。組合結成から2年間の激闘を経て団結を守り抜き、闘いと組織を拡大して3回目の大会を迎えたことを参加者全員が勝利感をもって確認し、さらなる前進を誓い合いました。
冒頭、連帯あいさつとしてス労自主、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会、合同・一般労組全国協議会、労組交流センター全逓労働者部会から発言を受けました。全逓部会の星野さんは、「安倍政権が成長戦略を打ち出す中で、郵政では新一般職と新人事・給与制度の導入が狙われている。8月のJP労組全国大会に向けて、これをなんとしても阻止していく職場の団結をつくりたい。全逓部会と郵政非正規ユニオンが団結して、郵政民営化絶対反対の路線と連合JP労組中央打倒の闘いをつくろう」と訴えました。
動労千葉、動労水戸、動労西日本、広島連帯ユニオン郵政支部などからのメッセージが紹介された後、東京・晴海郵便局で雇い止め解雇撤回闘争を闘う奥野さんが決意表明しました。「労災期間中の私に対する雇い止めは前代未聞で言語道断であり、絶対に許されないものです。団体交渉で晴海局側は『職がなければ探せばいいでしょう』と平然と発言しました。このまま泣き寝入りしてなるものかと中央労基署に労災申請書を提出した結果、『2013年2月1日にさかのぼり労災を認定する』との決定がなされました。私への雇い止め通告は無効となったのです。晴海局が『職場に復帰してください』と頭を下げるまで闘います。支援とご協力をお願いします」。
続いて齋藤裕介委員長が満身の力を込めて議案提起を行いました。「郵政非正規ユニオンの組合員がそれぞれの不文律として刻んだ『鉄の掟(おきて)』とは、ユニオンで闘う意義を全組合員とともに確認し、弱音を吐かず自らを律し、組織拡大に全力を尽くし、過信せず驕らず人間的成長を続けることです」「現在の郵政職場は闘う以外にない状況です。闘う労働組合の復権と勝利の展望が強く求められています」「すべての答えは反合理化闘争を徹底して貫くことにあります。合理化の完成形態とも言えるのが非正規労働です。これと徹底して闘うのが労働組合です。それは国鉄闘争全国運動の勝利にこそ展望があるということでもあります」。
さらに齋藤委員長は、この間の雇い止め解雇撤回闘争、期間雇用社員への賃下げ攻撃であるスキルダウン攻撃との闘い、3・23春闘集会の成功、5・1メーデーへの参加と日本郵政本社への要求行動などを報告し、「郵政グループビジョン2021」粉砕とユニオン1000人建設に向けてさらなる前進を呼びかけ、計6本の議案は満場の拍手で採択されました。
質疑・応答と各地区の闘う仲間からの発言を経て、最後に齋藤委員長の音頭で団結ガンバローを三唱し、熱気あふれる大会を締めくくりました。


どこの職場でも、「かもめーる」の無理な営業強要に怒りが沸騰しています。おかしいことはすぐ組合に連絡ください。JP労組本部は会社と一体となり、8月の大会で「新人事給与制度」=限定正社員制度と「全員非正規化」を決めようとしています。絶対許せない! 現場から反撃をたたきつけよう!

ニュースへのリンク

2013/07/11

ダイエー八王子店は業務崩壊の責任を取れ!

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ダイエー八王子店は業務崩壊の責任を取れ!
ダイエー八王子店は、ナイトスタッフの
就労時間を元に戻せ!

ダイエー八王子店をご利用のみなさん。ご通行中のみなさん。そしてダイエー八王子店で働く労働者のみなさん。 私たちは合同労働組合八王子・ダイエー分会です。
ダイエー八王子店の食品売り場で夜間働くパートタイマーである私たちナイトスタッフが本年4月1日以降、一方的に労働時間を1/3以上も削減する労働条件の不利益変更をだまし討ちで強行され、「これでは生きていけない」と怒り団結し、生きるために合同労働組合八王子に加入しました。

労働条件の切り下げがもたらした要員不足

ダイエー八王子店は本年4月1日から夜間の営業時間を変更し、午前7時開店ー午前1時閉店として24時間営業を行わなくなりました。しかし閉店後と開店前の店内では、ナイトスタッフが業務整理や品出しなどの開店準備を行っています。こうした業務実態を無視したダイエー八王子店は、深夜時間帯の就業時刻を午前4時まで(当初は午前2時までにする案がありましたが、帰宅する交通機関が確保できない=電車やバスが動いていないため、午前4時までとしています。その4時終業でさえ約1時間近く待機しないと帰宅するための交通手段が無いにもかかわらず、会社側は強行しているというのが現状です)、早朝時間帯の就業時刻を午前6時からと変更し、一日の就業時間を減らしてきました。これは明らかな賃下げであり、ナイトスタッフとして働く労働者の労働条件不利益変更です。わたしたち合同労働組合八王子は「大幅賃下げを許すな」と怒りを結集し、当該組合員を先頭に「労働条件を元に戻すように」会社側と粘り強く団体交渉を積み重ねてきました。
しかし会社側は『始めに「コストダウン」の数値目標ありき』というかたくなな対応に終始して組合の要求に誠実に対応しなかったため、労働条件の悪化に生活を脅かされたナイトスタッフが離職せざるを得なくなり、ついに要員不足を生じてしまいました。
具体的には閉店時間中の品出しが十分に行えず、午前7時開店時の商品陳列が十分に行えていない状態となる、さらにはレジ要員までが不足し、お客様にまでご迷惑をかける事態となっています。このような営業業務の崩壊は、会社側の労働条件の大幅切り下げによってもたらされたものであり、明らかに現場を無視したダイエー八王子店の経営責任=失態です。

繰り返されるその場しのぎの対応

これまでの団体交渉で組合側から業務の崩壊を心配して問題点を追求すると、その都度「何とかします」と繰り返してきました。しかし結局事態は悪化するばかりで、その場しのぎの対応に終始するという不誠実なものでした。深夜勤務や早朝勤務を行うナイトスタッフの就労条件は厳しく、要員不足を生じてからあわてて募集をかけても十分な要員を確保できないという体たらくぶりです。
結局、①業績の不振 → ②労働条件の大幅切り下げによるコストダウン → ③労働者の離職 → ④要員不足によるサービス低下、という負のスパイラルに陥っており、そもそも業績不振を賃下げ=合理化という労働者へのしわ寄せで乗り切ろうという経営姿勢が問題なのです。お客様と労働者を大切にすることなしに労働者への賃下げを強行し、責任逃れを繰り返す会社側の対応にこそ根本原因があるのです。また要員不足についてはそもそも24時間営業を行っていた一年前の人員は、現在の2倍の人員であり、この一年間すでに極限的な人減らし=合理化が行われていたのです。
ダイエー八王子店は直ちにナイトスタッフの就労時間を元に戻し、さらに人員増加を実現するべきです。

みなさんのご支援を心からお願いします

事の発端である大幅賃下げは私たちにとってまさに死活問題であり、「生きさせろ!」という生きるが為のたたかいなのです。労働者のみなさん! 団結し共にたたかいましょう。さらに市民のみなさんのご支援を、心からお願いします。

ビラへのリンク

2013/07/10

2013/07/07

7/5金曜行動、太郎さんが国会前で熱烈アピール!

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昨日(7/5)も首相官邸前金曜行動に行ってきました。いつものように官邸前から伸びる歩道でデモコールをしていたら、通りかかった友人が「山本太郎さんが国会正門前の方に来るらしいよ」教えてくれました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2013/07/05

私たちは2013年参議院議員選挙に東京選挙区から立候補している山本太郎氏を応援します

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団結便り第18号をアップしました

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労働者に一層の負担増を強いる 会社は夜勤外しをやめろ!

職場の皆さん。6月5日、ベストライフ東村山渡辺施設長から高見組合員に対して「業務改善指示書」が出されました。「(高見は)反省し、業務処理能力を向上させる意志を示していますが、入居者様の安全を考えると、現時点では貴殿の業務処理能力は不十分であると判断せざるを得ません」等という理由で、6月16日高見組合員が夜勤外しされました。
昨年より、高見組合員に対して、日々の仕事上のミスなどを理由にした恫喝と懲戒処分策動が行なわれてきました。高見組合員は「ミスはミスとして受け止めるが、事実誤認がある」と、職場の指摘を受け止めながら、会社の労働者いじめと労働組合嫌悪の労務政策に抗議してきました。会社側も高見組合員の改善の姿勢を一定評価しながらも、「反抗的」という理由で夜勤外しをしてきたのです。
高見組合員は言っています。「仕事のミスと夜勤外しは別の問題だ。」「夜勤時こそ、入居者の安全対策が必要であり、自分は夜勤を拒否したことは一回もない」「責任をもって夜勤を自分はやっていきたい」と。
私たち合同労組八王子は、会社に対し「高見組合員の夜勤外しをやめ、入居者に安全で、労働者が安心できる体制をつくり、家族が信頼できる介護をやらせろ」と訴えます。職場の皆さん。高見組合員の夜勤外しに抗議の声をあげてください。今回の夜勤外しの結果は結局、職場の労働者への負担と長時間労働を増大させます。人間らしい労働環境が、人間らしい介護ができる条件です。

職場をブラック企業にするな!

ベストライフは、介護という人間を相手にしている職場ですが、その職場環境は最悪です。インターネット上では日々、全国のベストライフで働く仲間が以下のような書き込みをしており、合同労組八王子にも同様の声が寄せられています。以下、「関わると倒産 ベストライフの介護11 2ちゃんねる」にある書き込みを幾つか引用します。

  • 「社主に社長!もう職員をイジメるのは、辞めて下さい。会社が苦しいなら正直に言ってくださいよ。」2013/3/08(金)
  • 「看護師なんか、去年一年間で300人以上辞めてるからね。介護職員で1000人以上だったかな。約140施設で、この人数。普通に考えれば、異常な数字だよね。」2013/3/16(金)
  • 「社主…看護師やヘルパーさんが何で辞めていくか?本気で考えたことありますか?何故ベストライフで去年あれだけ人が、辞めていったか?本気で考えないとこの会社本当に潰れますよ。」2013/03/18(月)
  • 「社主誕生会www典型的ブラック企業www」
  • 「↑ホントwww現場人手不足なのにんな事やってる場合かwww 本気でゼニ稼ぎたいなら仕事に注力させろよ 稼げ、でもそれ以上に自分に媚びへつらえ か?」2013/4/20(土)
  • 「検証というか、アラ捜しだもんねケチと膏薬はどこにでもつけられる問題点を見つけることが重要ならわざと問題点を発生させ、それを見抜けなければ検証する側が減点という仕組みが欲しいね まぁ、やらんだろうが」2013/04/23(火)
  • 「ほんと夜勤は、人生の寿命を1日1日縮めてるようなもんだな 給料増えないと、辞める人間歯止めかかんないな…今年も」2013/05/27(月)
  • 「おいおい~4年前新卒で入ったけど、介護福祉士の試験に今年無事合格して手当を楽しみにしてたのに…ないだと?ふざけんなよ!ないならヘルパー2級のままで良かったよ。7月支給の昇給?…ってこれも怪しいぜ!」2013/06/08(土)
  • 「アベノミクスなんて全く関係ない介護業界 給料上がらないし、タダ残業で体がクタクタだし、金ないから毎日卵かけご飯のみ みじめ~」2013/06/12(水)
  • 「なんか、現場から本社に引き抜いて準検証?的みたいなことやるみたいだね。ただでさえ、現場に人が足りてないのに、よくもまぁー色々と……現場は、誰か1人でも有給1日取得する余裕すらないのにね。今年もまた丸々なくなっちゃうのかな。」2013/06/16(日)
  • 「『社訓唱和させて頂きます』ってまるで洗脳の儀式だぜ!職員にとってはその場凌ぎで実践なんかしてないけどね!検証も喉元過ぎれば…だしね!」2013/06/18(火)

全国3000人のベストライフ労働者は、日々の強労働や低賃金、長時間サービス残業で疲弊し、入居者から不満の声にさらされています。さらに、施設長やエリア長、本社幹部、社主の無理難題に日々心と身体を蝕まれているのです。経営者の誕生会のために全国の人間が借り出される会社のどこに「介護の理念」があるのでしょうか。ベストライフ経営陣は介護を食い物にしているのです。

私達は訴えます。責任ある介護をするために、社会に責任を持つ仕事をするためにも、労働者は「人間的な環境」にあるべきです。労働者の心と身体を蝕み、ないがしろにする会社で「安心・安全・信頼」ある介護はできません。職場の仲間の皆さん。改めて合同労組八王子・ベストライフ東村山分会に現場の声を寄せてください。力を合わせて、ベストライフをブラック企業から働きやすい職場にかえていきましょう。


4月5日、ベストライフ闘争報告集会を東村山にて行いました。ベストライフの仲間をはじめ、医療、福祉労働者を中心に、予想を超える35人の仲間が地域を超えて集まり、大成功しました。
職員が減らされ、労働者の負担が増やされるような今の医療、福祉のあり方を一緒に力を合わせてかえていきましょう。

2013/07/04

郵政非正規ユニオン第3回大会報告

6月23日郵政非正規ユニオン第3回定期大会報告!
50名結集で大成功!

郵政非正規ユニオン執行委員 大畠公彦

P1000806-200x150 6月23日郵政非正規ユニオン第3回大会が開催され、50名の結集のもと大成功しました。
大会の成功は合同・一般労働組合全国協議会、全国労働組合交流センター、各労働組合の皆さんのご支援によるものと感謝しています。

第3回大会議案については、齋藤委員長が総括・情勢・方針全般について一括提案を行ないました。総括については、12年度は郵政資本の東京多摩局、晴海局、目黒局を始めとしたユニオン潰しの雇い止め・解雇をめぐる激しい攻防戦として闘い抜かれ、こうした闘いの中でユニオン建設の土台として、鉄の団結が形成されたことが明らかにされました。また東京多摩局の19名雇い止め・解雇撤回の東京都労働委員会闘争について、年内にも判定が予想されるが、ユニオンは原状回復、職場復帰を目指す闘いとして貫くことが明確にされました。
反合・運転保安闘争路線については、新自由主義による合理化攻撃が、コスト削減安全無視の外注化と非正規職化であり、外注化と非正規職(労働)撤廃の闘いを一体のものとして闘うことが重要であることが提起されました。

首都圏13局にユニオンの旗が立つ!

具体的闘いの総括としては、東京多摩局から始まった郵政非正規ユニオン建設が、12年度は東京・関東の13局にユニオンの旗が立ち、二桁の組合員を組織化したこと。その組織化の核心として、毎月2回のユニオン発行のビラ撒きと職場オルグを各地区の仲間と一体で、進めることで組織拡大が成功したことが報告されました。
情勢については、安倍政権の成長戦略の攻撃でもある労働コストの削減、終身雇用制の解体を目的とした解雇自由の「準正社員」化との闘いが重要であることが述べられ、郵政資本の来年4月から導入が目指されている「限定正社員」化攻撃が、安倍政権の「準正社員」化を先取りした攻撃であること。JP労組がその先兵にたって8月長野大会で「限定正社員」化の導入を決めようとしていることが明らかにされました。

8月JP労組大会―「限定正社員」化導入めぐる決戦へ

13年度方針については、9・25反動判決阻止!動労千葉「鉄建公団訴訟」勝利へ4か月決戦と一体で、8月JP労組大会での「限定正社員」化導入を阻止する闘いが決定的であること。「限定正社員」化は、正規の非正規化であると同時に非正規労働者への分断攻撃でもあり、正規職と一体で闘うことの重要性が強調されました。

生きるために非正規労働者は団結し労働組合をつくって闘おう!

最後に13年の最大の課題として、非正規にさせない闘いと同時に、現に存在する2500万とも言われる非正規労働者、とりわけ低賃金と使い捨ての奴隷労働に落とし込められている青年労働者の組織化に全力をあげること。そしてその現実を打開するためには、どんなに困難でも「団結」し、労働組合に自らが参加し「人間らしく生きるために」鉄の団結をもって闘いぬく事が熱烈に訴えられました。以上の議案提起に対して熱烈な討議を行い、全体で確認して大会は終了しました。

合同・一般労組全国協議会サイトから転載

解雇撤回・JR復帰の判決を!約1万筆の追加署名を提出

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今日(7/3)、14時から、動労千葉らの第2回目の「強制出向無効確認訴訟」がありました。また、これに先立って13時から「解雇撤回・JR復帰の判決を求める署名」の提出・申し入れ行動があり、かけつけました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

2013/07/03

なにがなんでも全原発廃炉! 7・11東京集会

安倍の再稼働と内部被ばくに立ち向かおう!
全国から、職場から 福島とともに!

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7月11日(木)18:00開場 18:30開会
座・高円寺2にて
Ticket 500円

お話

内部被ばくから子どもを守ろう!
ふくしま共同診療所からの報告
杉井吉彦医師

ストライキで原発止めよう!
被ばく労働拒否で闘う労働組合 動労水戸
石井真一委員長

2013/07/01

安倍の改憲に反対する署名活動を開始!

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晴天の6月29日、上野公園口で、「安倍政権の憲法改悪に反対する署名」活動をしました。ここは規制が厳しくてハンドマイクを自由に使えないので、地声で呼びかけました。2時間のうち約半分の時間は公園の警備係との攻防になってしまいましたが、約70の署名が集まり、「次の署名ニュースも送って欲しい」という人もいました。【続く…

とめよう戦争への道!百万人署名運動サイトから転載

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

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