2014/01/12

1・13韓国民主労総ゼネスト連帯行動

140113連帯行動ビラ



民営化・外注化阻止! 労組破壊攻撃粉砕!
国鉄1047名解雇撤回! 派遣法粉砕! 安倍政権打倒!

 
1・13韓国民主労総ゼネスト
連帯行動

 韓国で世界を揺るがす闘いが始まっています。
 韓国の鉄道で働く労働者で組織される労働組合(鉄道労組:KRWU)が、朴槿恵(パククネ)大統領が進める鉄道民営化に反対し、昨年12月9日から22日間の壮絶なストライキを闘い抜きました。この民営化反対の闘いに、全国民主労働組合総連盟(民主労総:KCTU)や市民が合流し、2月25日には、「民営化中止!」「朴槿恵打倒!」の全人民ストライキが呼びかけられています。
 この韓国の闘いに、アメリカやアジア各国をはじめ、全世界の支援・連帯行動が始まっています。韓国、全世界の労働者の団結で民営化を止め、非正規職をこの世の中からなくす行動を日本でも起こしましょう。

民営化が「命よりカネ」の社会を生み出した

 「競争が社会を豊かにする」と言って、1%の支配者たちが民営化を進めてきた結果、歴史上かつてないほどの格差社会が生み出され、全世界の労働者の命と生活が奪われています。瞬く間に韓国全土に広まった闘いの根底にあるのは「もうだまされないぞ!」という怒りです。
 民営化になれば儲け優先で人員は減らされ、安全は切り捨てられます。韓国の鉄道労働者らは日本のJRの現状と闘いから学び、「私たちの仕事は列車をきちんと走らせること。日本のJR北海道で起きたことを繰り返させない」と言って民営化絶対反対で闘っています。
 さらに鉄道の民営化がもたらすものは、労働者の非正規職化です。朴大統領が狙っているのは、鉄道民営化を切り口にした公的部門の全面民営化です。いま、韓国の青年労働者もほとんどが非正規職です。鉄道労組のストライキは民営化を阻止し、非正規職の撤廃を目指す正義の闘いです。

民営化・外注化阻止の労働運動をたすくろう!

 日本で本格的な民営化・非正規職化が始まったのは、1987年の国鉄分割・民営化からです。日本の労働運動における民営化との闘いは、この国鉄分割・民営化反対の闘いを軸に展開されてきました。その中でも国鉄千葉動力車労働組合(動労千葉)は、国鉄分割・民営化にストライキで反対し、その後も鉄道業務の全面外注化に反対して闘いを続けています。
 動労千葉の26年間の闘いは、国鉄分割・民営化による解雇が労働組合つぶしを目的とした不当労働行為であったことをついに裁判所に認めさせました。日本における民営化反対・解雇撤回の闘いの勝利もあと一歩のところに来ています。国鉄分割・民営化反対の運動を大きく広げ、安倍首相が進める学校や保育、病院など、全社会の民営化に歯止めをかけるために私たちは闘います。
 団結して闘えば変えられます。全世界の労働者の団結で民営化を阻止し、安倍を倒しましょう! 動労千葉と共に、日本での韓国ゼネスト連帯行動を呼びかけます。13日の渋谷デモに集まって下さい!

1・13渋谷デモ
■日時 1月13日(月・休)
午後6時半集会開始
7時15分~渋谷デモ
■場所 代々木公園ケヤキ並木(NHK前)
■主催 全国労働組合交流センター
ビラへのリンク
 






36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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