2011/07/31

郵政非正規ユニオン加入の訴え

郵政非正規ユニオン委員長 齋藤裕介

こんにちは、私は郵政非正規ユニオン委員長の齋藤です。郵便事業会社東京多摩支店の輸送ゆうパック課で働いています。
6月10日に合同・一般労働組合全国協議会「郵政非正規ユニオン」を結成しました。非正規社員の人達の労働組合で、誰でも入れます。会社は、昨年7月日通とゆうパックの統合の失敗で、1000億円もの赤字をつくり大きな社会問題になりました。その時に採用された15名を6月末をもって雇い止め解雇にしました。理由は、東京多摩支店は黒字だが、会社全体が赤字だから止めてもらうということが唯一の理由です。期間契約社員の更新は、各支店の裁量に任されており、会社全体の赤字は理由にならないのです。
15名の雇い止めをしながら、一方では64名の新規のアルバイトを採用しているのです。こんなつじつまの合わないことをしてでも、私たちを追い出したいのは、7月まで残せば雇用保険が適用され、正社員なみの労働条件(解雇の場合の本人同意)という問題が発生することを恐れ、短期3週間のアルバイトに切り替えようというものです。
私は今回の雇い止めの対象に入っていませんが、委員長を引き受け、現在団体交渉と東京都労働委員会へ不当解雇であること等の申立を行なっています。
個人だと会社は都合よく働かせて、いらなくなるとボロクズのように放り出します。悔しさをにじませて辞めていく人が大半でした。今回、組合を作って会社と対等に話し合うことで、わずかながらも前進を実現してきています。6月末の雇い止めだと7月支給のわずかな夏の一時金も出ないといわれていましたが、団体交渉等の追求で、6月末日に雇い止め解雇者全員に一時金が支給されました。
雇用保険についても、一年未満だと、「自己都合」での契約解除ということで、大半が門前払いされてきましたが、「会社都合」で辞めさせられたということを組合が明らかにすることで、雇用保険を勝ち取ることができる展望も出てきています。
黙っていれば会社の思う壺です。憲法は「労働者の生存権」としての労働組合を結成し、交渉する権利を保障しています。郵政非正規ユニオンに入って共に闘いましょう。
非正規社員を使い捨てにして恥じない郵便事業会社と闘うには、日本郵政非正規社員16万人すべてが起ち上がることが必要です。私たち郵政非正規ユニオンは当面1000名、1万名の組合をめざして闘います。私たちの行動はそのさきがけとなります。非正規社員の皆さん、共に起ち上がりましょう。
私たち郵政非正規ユニオンの目的は、期間雇用社員に対する会社の一方的な雇い止めに反対し、一人の雇い止めも認めないことです。
9月には65才の人達をはじめ、多くの雇い止めが計画されています。65 才雇い止め解雇に反対します。会社からのいやがらせや、健康や生活上のことなど一人で悩まないで、何でも組合で話し合い解決の方法をみんなの力でつくりだします。
一人はみんなのために、みんなは一人のために!の、あたりまえの組合をめざします。

組合加入書↓

http://www.godoroso-zenkokukyou.org/grz/wp-content/uploads/141bb041ec2ac7049b5d33640ce264e51.pdf

2011/07/30

児玉龍彦参考人 3・21の雨 7月27日 衆院厚労委員会

専門家、研究者としての良心に発する政府に対する怒りに満ちた発言です。そして驚愕すべき内容です。

発言のテープ起こしは以下から。

https://docs.google.com/viewer?a=v&pid=explorer&chrome=true&srcid=0B7vwRbF52Oo0NmMyZjg1MTgtNTE0OS00MGZmLWFiOWYtMGVkNmRlOTFjMjE3&hl=ja

当日の資料です。

2011/07/28

請願ハガキ運動のお願い

各労働組合
各友誼団体の皆様へ
2011 年7 月13 日

広島連帯ユニオン草津病院支部弾圧控訴審
無罪獲得をめざす『請願ハガキ』運動への
ご協力のお願い

広島連帯ユニオン・広島連帯ユニオン草津病院支部

8・6 ヒロシマへむけて御奮闘のことと存じます。被曝66 周年の8・6 ヒロシマは歴史を画する大闘争になりました。東日本大震災・大津波、福島原発事故と国家と資本による権力犯罪が引き起こされ、この30 年間の新自由主義政策の破たんが満天下に明らかになっています。反原発を契機に、反失業の闘いと職場における新自由主義的政策に対して労働者の闘いが続々と起こっています。とりわけ新自由主義の格差と貧困の政策の下で、青年労働者が生きられない状況にたたき込まれています。
わが広島連帯ユニオンでも青年組合員の怒りの決起が、次々とかちとられています。その中心に草津病院支部が立っています。支部委員長の中山崇志さんにかけられた「窃盗罪」のデッチ上げは、まさにこうした青年の決起に冷や水を浴びせ闘いを圧殺する、闘う労働組合を破壊する資本と権力が一体となった組合つぶしに他なりません。この弾圧は、関西生コン支部や合同労組への組合破壊の攻撃と一体であり、国鉄闘争全国運動-闘う労働組合根絶の攻撃そのものです。全力で反撃しなければなりません。
本年3 月16 日の広島地方裁判所の判決は、6 病棟で発生した認知症患者の現金が紛失したことをもって、中山支部委員長が「盗んだ」とする不当判決でした。病院の評価制度で縛りつけられた6 病棟の管理職の「公判証言」が恣意的な推測の根拠にされました。中山支部委員長は、病院の全面的な加担により検察によって「犯罪者」に仕立てあげられたのです。「窃盗」など全く証明されておらず、組合を職場から排除するための病院側証言と検察の憶測で「窃盗」と決めつけた許せない判決でした。広島地裁刑事第一部西前征志裁判長の有罪判決に対して、中山支部委員長とユニオンは無罪をかちとるために、判決後、直ちに広島高等裁判所へ控訴しました。
中山支部委員長を先頭に広島連帯ユニオンは、断固、無罪をかちとるまで闘い抜き、病院資本の組合つぶしをはねかえして、職場に団結を生み出し、闘う労働組合の旗を守ります。その力で中山支部委員長の解雇を絶対に撤回させます。中山支部委員長は「星野文昭さんのように闘う」と決意を固めています。そのためにも全国の闘う仲間に対して、中山支部委員長の無罪をかちとり、全国の仲間と固く団結していく『請願ハガキ』運動への協力を要請します。ぜひ、同封のハガキか、ハガキの原稿を印刷して、当ユニオンに郵送して下さい。その上で集中された団結の証である請願ハガキを、広島高裁に提出する要請行動を行います。その力で断固無罪を闘いとる決意です。ご協力をよろしくお願いします。

■同封のハガキの(または、ハガキの原稿を印刷して)裏面『請願書』へ住所・氏名、メッセージを記入して下さい。8 月15 日をめどに返信をお願いします。※次回公判は8 月30 日です。
■ハガキは、表書きに書いてある、当ユニオンに郵送して下さい。また、官製ハガキに同様の内容を書いたものをユニオンへ送っていただいても結構です。切手とハガキの送料はカンパでお願いします。
労働組合 広島連帯ユニオン・広島連帯ユニオン草津病院支部
◆〒731-0101 広島市安佐南区八木4-2-5(2階中央)
◆電話:082-873-1446◆FAX:082-873-1475◆E-mail:rentai-union@theia.ocn.ne.jp

「請願ハガキ運動のお願い」へのリンク

 

中山請願はがき
「請願ハガキ」へのリンク

2011/07/27

7.26総決起集会フォトレポート

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7月26日国分寺勤労福祉会館で、雇い止めを撤回せよ! 7.26総決起集会が開催されました。郵政非正規ユニオン、三多摩労働組合交流センター、合同・一般労働組合全国協議会、全国労働組合交流センター全逓労働者部会共催で、130名の結集でした。

2011/07/20

ガサ国賠第4回期日

公安警察の違法なガサやり放題を
許さないぞ!
捜査令状自動販売機と化した裁判弾劾!

ガサ国賠5労組連絡会
(ユニオン東京合同、東部ユニオン、なんぶユニオン、
西部ユニオン、合同労組八王子)

20110720

ビラへのリンク

8.15労働者・市民のつどい

原発をとめよう 世の中をかえよう

シンディ・シーハンさん
ヒロシマ・ナガサキ、オキナワを語る

20110815

2011年8月15日(月)
正午 開場、午後1時 開会
なかのゼロ小ホール

2011/07/16

7・26総決起集会に集まろう!

20110726

7.26総決起集会ビラへのリンク

 

一言でクビを切られてたまるか! 赤字の責任は会社にある!!
非正規労働者は郵政非正規ユニオンを結成して立ち上がった!
団体交渉をやってはっきりした! 会社は「解雇回避の努力」などなにもしていない。やっていることは組合の切り崩しばかりだ。解雇と同時にアルバイトを64人も雇っている。新たに雇うなら解雇するな! こんなでたらめな解雇は断じて認められない! 団結して闘えば勝てる! 解雇撤回まで闘おう!
7・26総決起集会に集まろう!

東京多摩支店で郵政非正規ユニオンを結成!
ゆうメイトの闘いが始まった!

東京多摩郵便局で非正規労働者の決定的な闘いが始まりました!
15名に対する不当な雇い止め=解雇通告にたいして、ただちに郵政非正規ユニオンが結成され解雇撤回を要求して立ち上がったのです。
すべてのゆうメイトのみなさん! 郵政非正規ユニオンに結集し、団結して共に闘おう!

赤字の責任を現場に押しつけるな

いま日本郵便は、全国16万人の郵便局に働く非正規労働者に対し、次々と雇い止め=解雇通告を行っています。
3月末の雇い止め通告、6月末の雇い止め通告に続き、さらに9月末にも雇い止めを策動しています。郵政民営化の破綻、とりわけJPEXと宅配統合(ゆうパック)の破産をすべて現場労働者の首切りと賃下げ(一時金カット)で乗り切ろうというのです。断じて許せません!
これに対して、いま全国で反撃の闘いが巻き起こっています。「ふざけるな! 俺たちは使い捨ての道具じゃない!」「赤字の責任を現場労働者に押しつけられてたまるか!」過酷な深夜労働を強制し、低賃金で働かせてきた郵政資本に対して、現場労働者の怒りは極限にまで高まっています。いまこそ正規・非正規の壁と分断を打ち破って、闘う郵政労働者の団結を強固につくり出すときです。

「反原発・反失業」の闘いが大高揚

大恐慌のもとで、いまや2000万青年労働者の2人に1人は非正規職という実態です。さらに3・11大震災以降、震災を口実にした解雇がまかり通っています。
菅政権は「復興・創生マスタープラン」のもとに「原発安全宣言」を発し、あくまで原発を推進しようとしています。これは、国策としての原発ぬきには生きていけない資本主義=新自由主義の根幹にかかわるものだからです。被災地を切り捨て、資本の延命のためには労働者に一切の犠牲を押しつける――こんな社会は変えるしかありません。
いま「反原発・反失業」を掲げる青年労働者の闘いは地に満ちあふれています。6・11全国100万人の決起、そして6・19フクシマ現地の闘いは、菅政権の末期的危機を直撃しています。

団結して立ち上がれば勝てる!

新たに結成された郵政非正規ユニオンは、全国の非正規労働者、とりわけ郵便局に働く16万非正規労働者に限りない展望を示しています。いままで連合JP労組中央は、郵政資本と一体となって現場労働者の怒りと闘いを抑えつけてきました。団結を奪い、労働者の誇りを奪って、闘っても勝てないと思い込まされてきたのです。
冗談ではありません! 職場を、社会を動かしているのは労働者です。労働者が団結して立ち上がれば勝てます。問題は労働組合と、闘う方針です。
すでに郵政非正規ユニオンの第1回団体交渉で、デタラメな解雇の正体が暴かれています。「解雇回避の努力」などまったくなし、黙示の契約更新をしてきた15人の首を切って64人を新規採用――こんな不当労働行為が通用するはずはありません。労働組合で団結して反撃すれば勝てます。
解雇撤回を貫く動労千葉(JRの労働組合)を先頭とする9割非正規社会を許さない闘い=国鉄闘争に続き、郵政の現場から非常勤労働者の雇い止め=解雇を撤回させ、正社員化を勝ちとる闘いに立ち上がろう!

2011/07/15

郵政非正規ユニオン第2号

NewsNo.002


雇い止め撤回・団体交渉を要求し
7・1東京多摩支店へ申し入れ行動

支店長は、非正規社員の声を聞け!

7月1日郵政非正規ユニオンの仲間と、支援に駆けつけた仲間20名で、東京多摩支店へ、雇い止め撤回・団体交渉に応じるよう申し入れ行動を行いました。
支店長は、団体交渉にも、7月1日の当日にもまったく出てきません。
代わって対応した中川業務企画室長は、組合員の質問、追及にまったく応えることはできませんでした。
団体交渉の時と同じく「1034億円の赤字」だからと繰り返すのみです。
22年度の東京多摩支店は黒字です。期間契約社員の更新は各支店の裁量にゆだねられており、1034億円の赤字とはまったく関係ないのです。黒字でありながら15名を雇い止めにし、アルバイト64名も雇用する必要があるのですか。
また、昨年7月の「日通とゆうパック」統合の失敗を取り戻すために採用された期間契約社員は、全国に多数います。なのに、なぜ東京多摩支店のみが15名も雇い止め解雇にするのですか。理由を明らかにして下さい。今回の雇い止めは疑問だらけです。直ちに団体交渉に応じ、誠意をもって答えて下さい。

郵政非正規ユニオンの不当労働行為申立を東京都労働委員会受理

東京都労働委員会に、郵便事業株式会社代表取締役社長鍋倉眞一氏を「団体交渉不誠実」「不当労働行為」等で東京都労働委員会に申し立てを行い受理されました。
申立の理由の一つは、不誠実団体交渉です。第1回団体交渉のなかで、中川業務企画室長は支店長と同等の立場で全責任をもって団体交渉に当たる事を表明しながら、組合の質問にはまったく応えられませんでした。そして団体交渉終了間際に実はこの4月着任したばかりであること、同席の渋谷郵便課長もやはりこの4月着任したばかりであることがわかりました。東京多摩支店の業務上の把握がまったくできておらず不誠実極まりない対応に終止しました。
これはあまりにもふざけきった対応であり、労働組合法第7条違反そのものです。
さらに、組合員に対する不当労働行為や業務上の差別的行為、期間契約社員への解雇権の乱用などを繰り返しています。会社のきたないやり方をこれから明らかにします。

非正規社員の皆さん組合に入って、会社に負けないで自分達の権利を主張しよう

憲法や労働基準法、労働組合法は、経営者の解雇権の乱用等を厳しく制限しています。
労働組合に入っていない非正規の皆さんは、憲法や法律から除外されており、会社は好き放題にやっています。労働組合に参加することで会社と対等に話あうことができます。
一日も早く郵政非正規ユニオンに参加して下さい。

郵政非正規ユニオンに入ろう! 組合は誰でも入れます
連絡先090―6303―5720



「郵政非正規ユニオン第2号」へのリンク

2011/07/14

被爆66周年 8・6ヒロシマ大行動

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「8.6ヒロシマ大行動ビラ」のダウンロード


福島を返せ! ふるさとを返せ! 未来を返せ! 子どもの命を守れ! 原発も核も放射能もない社会を実現するために闘いを開始しよう!――福島の労働者、農民、漁民、学生、母親と子どもたちの怒りの叫びです。それは66 年前、「にんげんをかえせ!」と立ちあがったヒロシマの被爆者の叫びとつながっています。福島で放出された放射能はヒロシマの80 倍。これ以上、核による被害、犠牲を出させてはなりません。被爆66 周年の8月6日、反核の原点の地・ヒロシマから、全世界へ力の限り訴えましょう。「ヒロシマを、そしてフクシマを絶対にくり返させない!」「すべての核と原発を廃絶せよ!」と。
人間が生き、働く喜びを感じ、子どもを育て、そして幸せに老いていく――福島原発事故は、こうした人間社会の営みと、それを支える自然を根本から破壊したのです。「私はお墓にひなんします ごめんなさい」――福島原発事故で生きる希望を奪われ自殺に追い込まれた南相馬市の93 歳女性の遺書です。福島の人々の命と生活を奪っておきながら、なおも「原発再稼働に国の存亡がかかっている」(JR東海会長)と言い放つ資本家や政治家たち。彼らは、反原発の闘いをおしつぶそうと「電力危機で日本経済が崩壊する」「雇用もなくなる」などと言っています。しかし、もうこんなおどしは通用しません! いま現に、私たちの生活を、青年と子どもの未来を、お年寄りの命を奪っているのは、彼らではないか。カネと暴力とウソで原発をつくり、原発労働者に被曝を強制し、ぼう大な「死の灰」と核兵器の材料(プルトニウム)を作り出しながら、ボロもうけをしてきた連中をやっつけなければなりません! 私たちが生き抜くために、 子どもの命と未来のために!
核も原発もない社会を実現するカギを握っているのは、電力労働者をはじめとする労働者です。戦後日本の労働運動と反核運動、反原発運動は一体でした。1978 年には「電産中国」という中国電力の労働組合が反原発ストを闘い、地元住民や他の労組とも団結して山口県の豊北原発建設を阻止しました。しかし、国鉄分割・民営化以来の「新自由主義」に多くの労働組合が屈し、力を失っていきました。その結果が、失業増、非正規化、安全崩壊、原発の乱立であり、今回の3・11 震災被害の拡大と福島原発事故です。今こそ労働組合をよみがえらせ、働く者が本当に幸せになる世の中をつくっていきましょう!
全原発の即時停止と廃炉を実現しよう。浜岡が止まり、「やらせメール」の玄海原発も巨大断層直下の伊方も再稼働はできません。すでに日本の原発の7 割近くが停止に追い込まれています。この夏こそ、全原発の即時停止・廃炉を決するときです。ドイツ、イタリア、全世界で原発廃止の流れは加速しています。フクシマ後初めての8・6ヒロシマで、全ての核と原発の廃絶を宣言する「世界大会」を開催しましょう。フクシマとヒロシマの怒りを結び、全世界の人々とともに行動に立ちあがりましょう!


■8・6ヒロシマ大行動 関連行事■ 【反原発ヒロシマ集会】8月5日(金)午後6時~ 広島市東区民文化センター大ホール
【首相弾劾デモ】8月6日(土)午前7時~ 東千田公園(日赤病院前)→原爆ドーム前
【全国青年労働者交流集会】8月7日(日)午前10時~ 広島工業大学広島校舎大会議室
【イラク医師と米「反戦の母」シンディ・シーハンさんからの報告集会】8月7日(日)午後2時半~
広島市まちづくり交流プラザ(中区袋町 袋町小学校となり)
●8・6ヒロシマ大行動賛同金のお願い 1口1000円 個人1口から、団体3口から
郵便振替 01360- 1- 6222 口座名 8・6ヒロシマ大行動
★8・6ヒロシマ大行動は賛同金によって運営されています。 2口以上ご協力いただいた方には参加チケット1枚をお渡しします。
★8・6ヒロシマ大行動大集会参加チケット1000 円(被爆者・障害者・学生500 円 高校生以下無料)

2011/07/13

7・10 反原発・反失業 吉祥寺デモ②

7月10日、合同労組八王子/東京西部ユニオン/東京北部ユニオンの青年労働者を中心にして、反原発・反失業 吉祥寺デモⅡを貫徹しました。炎天下の吉祥寺を席巻し、反原発・反失業・国鉄闘争勝利・闘う労働組合を甦らせようのコールが轟きました。

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2011/07/03

★7・10 反原発・反失業 吉祥寺デモ②

吉祥寺駅周辺一周のデモやります!

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と き: 7月10日(日)13:30集合
14:00デモ出発
ところ: 東京都武蔵野市吉祥寺西公園
呼びかけ:合同労組八王子/東京西部ユニオン/東京北部ユニオン

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

〒192-0046 東京都八王子市明神町4-14-5
リーベンスハイム八王子2-203 合同労働組合八王子
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