2014/01/17

郵政非正規ユニオンNEWS37号

全国ビラ37[1月16日]

正月ビラは全国で数万枚!
ユニオンへの加盟・労働相談が正規社員からも!
郵便配達よりノルマ達成! 管理職の常套句!
新年早々より早速すっぱぬかれた「郵便物滞留と計画欠区」問題!鳴り止まない苦情電話は続く!
 郵便局で働く皆さん新年よりお疲れ様です。
 正月新年ビラの配布は東京都内だけでも1万枚以上! 受け取り率は9割以上! 全国一斉の元旦ビラまきの影響は予想以上に広がっています! 
 「郵政非正規ユニオン」への加盟・労働相談の連絡は多数。しかも相談は期間雇用社員だけでなく正規社員から「郵政非正規ユニオンは正規でも加盟出来るのでしょうか?」といったものです。
 またしてもすっぱぬかれた郵政の問題は「郵便物の滞留と計画欠区」そのなかであらためてあきらかになったことは「人員が足りない!どうやりくりしても担当地域の郵便物の半分しか配達できない・・配達と営業でノルマが優先と言われ現場は混乱している」といったものです。徹底した人減らしと労働強化によって正規社員も期間雇用社員も例外なく疲れ果てまいっています。今回の相談の多数は正規社員からのもので「管理職には責められ期間雇用社員には罵倒され板ばさみの状態です。JP労組は動かない。郵政非正規ユニオンは正規社員でも相談にのってくれますか?助けてほしい・・」というものです。「郵政非正規ユニオン」は現場の労働組合であり、期間雇用社員だけでなく、すべての郵政労働者の為に闘う現場の組織です。規約を承認するものは正規・非正規を問わず誰もが加盟することが出来ます。JP労組が「労使一体」であり当局の手先となっている現状を打開するために「郵政非正規ユニオン」は結成され闘っています。


 年頭のごあいさつ
晴海郵便局郵便課 奥野明子
二〇一四年は闘いの年です。二〇一三年三月末日に不当解雇(雇い止め)されてから12月までの間、毎月団体交渉要求を晴海当局に申し入れてきましたが、解雇される前の二回の団体交渉(実施)を除き、すべての要求をはねのけられました。それも正当な理由なく。この事は「立派」に不当労働行為にあたり、現職復帰をめざす私としては到底許しがたいことであり、二〇一四年一月をもって労働委員会に提訴する次第であります。
 また二〇一三年の雇い止め解雇は、労災認定中のものであり、一般常識を備えた組織・会社であれば解雇という「措置」に至らなかったでありましょう。
 これは何度も口にしてきたことでありますが、郵政はブラック企業であり、コスト削減の為ならあらゆる手段を用いても人員を解雇してきました。
労働者が安心して働ける職場を今こそ取返そう
 労働者が安心して働ける職場を今こそ取り返すべきです。
 【自爆営業強制と何百人もの社員の前で反省させるようなパワハラを許さない職場にしよう】【年休もとれない人員不足を許さない職場にしよう】【繁忙の交通事故や誤配に詰め腹を切らせ、何度でも呼びつけて、辞めるまで苛め抜くようなパワハラを許さない職場にしよう】
 新都心局で自殺に追い込まれた男性職員のご遺族は、「夫は薬を飲みながら働き、亡くなった。病気にならない、病気にさせない職場環境に近づいてほしいと思い訴えた」とおっしゃられています。
新都心局のご遺族の怒りと連帯し、東京都労働委員会闘争に勝って、原職復帰します
 晴海郵便局の皆さんに訴えたいと思います。
 悪辣な上司は職場を去れ! パワハラをやることだけが存在理由のお前たちこそ職場を出て行け! 会社に都合の良いだけの「規則」はぶち壊そう!
 このような怒りを胸に抱き、今年はいよいよ労働委員会という公の場で、晴海当局と一騎打ちを行います。
 負けるつもりなど0%。絶対に勝利!今まで署名してくださった方々、仲間である郵政非正規ユニオン、その他ビラまきなどで地道に私に協力してくださった方々の声援を力にし、立派に職場復帰することをここに誓います。
 つたないながらも、これが私の二〇一四年の幕開けとなります。まだまだ皆さんのお力をお借りすると思いますが、私も誠心誠意頑張りますので応援、協力、ご支援のほど、よろしくお願い致します。
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36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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