2015/02/14

ダイエー(ワークスタッフ)は雇用責任を果たせ!

https://drive.google.com/file/d/0B4d9Rtjp0SVBT2RRWGo0VUxmdm8/view?usp=sharing


ダイエー(ワークスタッフ)は雇用責任を果たせ!
2/11 第2波ストライキを貫徹

労働者の生活のかかったギリギリの闘い

 ダイエーで働く労働者のみなさん。ダイエー八王子店をご利用の市民のみなさん。
 2月11日、合同労組八王子・ダイエー分会は、2月1日の第1波ストに続いて、第2波のストライキに立ち上がりました。いよいよ2月15日には閉店という日が迫るなかで、雇用の確保を求めて生活のかかったギリギリの闘いです。
 このかん合同労組八王子は、「一人の首切りも許さない」「直雇い・下請け労働者で差別扱いをするな」を掲げて闘ってきました。店舗を閉めるのはダイエーの都合かもしれませんが、企業には雇用責任があります。ダイエー資本・㈱ワークスタッフは解雇を回避するためのあらゆる努力をしろ! 雇用責任をとれ!

全国2万数千人のダイエー労働者の決起を

 合同労組八王子は、労働者の「生きさせろ!」の闘いを貫きます。「合同労組八王子は、本日第2波のストライキに立ち上がりました。ダイエー資本は、閉店してパート労働者を路頭に放り出そうとしている。全国2万数千人のダイエー労働者の決起を呼び覚ます闘いをやろう」。冒頭、末松書記長が闘いの経過報告を述べ、その後、当該組合員の決意表明が続く。「私は18年もここで働いてきた。もともとはダイエーの直雇いだったのに、本人の了承もなく、今や4次下請けです。そうしておいて『あなたとは直接雇用関係にない』と差別するのか!断じて許せません」。
 ダイエー八王子店はパート労働者が働くことによって営業を続けることが出来てきたのだ。下請けであろうと同じ労働者じゃないか!
 断じて差別扱いは許せません。

記者会見で活発な討論

 その後、八王子労政会館に移動して記者会見を行いました。この日は読売新聞の記者が会見に参加、(前日には朝日新聞、13日には東京新聞が取材)活発な討論が行われました。合同労組八王子・清水委員長から、まったく理不尽なやりかたで労働者が外注化された経過を怒りを込めて説明しました。
 その後、八王子駅頭に打って出て、街頭情宣行動に移りました。この日用意した500枚のビラがみるみる手渡され、1時間ほどで撒ききりました。
 合同労組八王子は、全員の雇用を保障させ、ダイエー(ワークスタッフ)に雇用責任をとらせるまで、何度でもストライキに立ち上がる! 最後の勝利を勝ち取るまで団結を固め闘い抜こう!

国鉄分割・民営化が外注化の原点

 ダイエー八王子店でも、〈清掃〉や〈警備〉など多くの部門が外注化されています。外注化は幾層もの下請化によって労働者を分断し、請負業務は経費に扱われるため消費税を節減することが出来ます。だから企業は外注化に走るのです。
 こんな状況をつくりだしたのは、1987年、中曽根政権の時の国鉄・分割民営化が原点です。同時に、分割・民営化に全く闘わず屈服した当時の労働組合も同罪です。分割・民営化に反対してストで闘ったのは、唯一動労千葉だけです。
 合同労組八王子は、民営化・外注化による非正規職化に反対して闘う動労千葉と連帯して、闘っています。
 外注化による非正規化、労働者分断を許さず闘おう! 2・15労働者集会にお集まり下さい。




国鉄分割民営化で不当解雇から28年
2・15労働者集会

◆とき 2月15日(日)午後6時~
◆ところ すみだ産業会館8階サンライズホール(東京都墨田区江東橋3‐9‐10)
◆呼びかけ 国鉄闘争全国運動




労働相談受け付けてます
 突然解雇を通告された。理由なき賃金カットをされた、残業しても時間外手当が支払われない…こんな時は一人で悩まず、まずは労働組合にご相談下さい。無料です。秘密は厳守します。
 合同労働組合八王子は、あなたと一緒に闘います。是非組合に加入して共に闘いましょう。
TEL 042ー644ー9914

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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