2011/08/18

郵政非正規ユニオン執行委員会「抗議声明」

抗議声明

2011年8月15日

日本郵便株式会社東京多摩支店
榎 春芳 殿

東京都葛飾区新小岩2-8-8
連絡先・電話03-6231-5031
携帯080-6494-7243
合同・一般労働組合全国協議会
郵政非正規ユニオン執行委員会

郵政非正規ユニオン(以後組合と称する)執行委員会は、齋藤委員長に対して行われた輸送ゆうパック課A 氏による「死ね「殺してやる」などの数回にわたる「脅迫」と、メールボックスを数回にわたって蹴り上げた「暴力」行為を徹底的に弾劾する。そして、このA 氏の行為を擁護したゆうパック課新岡課長代理と、「事情調査」と称して2時間に及ぶ齋藤委員長への「脅迫」と「暴力」行為に及んだ、ゆうパック課大工原課長を徹底的に弾劾する。そして東京多摩支店長に齋藤委員長の身の安全の確保と、支店長をはじめとした関係者の謝罪を要求する。

(一)8月12日勤務時間中の午前1時頃、齋藤委員長のパレット(手動荷車)と、A 氏のパレットとが軽く接触した。齋藤委員長は直ちに謝罪したが、いきなりA 氏が齋藤委員長の顔面数センチ近くまで接近し「死ね」「殺してやる」等と数回に渡って叫び、メールボックスを数回に渡って蹴るなどした。齋藤委員長は、A 氏のあまりの異常な態度に本当に殺されるのではないかという恐怖感をもった。
A 氏が今回このような殺人的テロともいえる行為に及んだ目的は明らかである。、会社からの「事情調査」のなかでA 氏は齋藤委員長に対し、「組合をつくって威張っている」等と告白していることから、組合を敵視し齋藤委員長を「脅迫」し「暴力」で脅そうとしたのである。
組合はA 氏が今後このような暴力行為を行わないことを、組合と全社員に明らかにし謝罪することを要求する。謝罪なき場合は、選任弁護士とも相談し「法的手段」に訴えることも辞さない。

(二)その日の勤務終了時の早朝、新岡課長代理は社員全員を集めミーティングを行った。そのなかでA氏と齋藤委員長のことについては、「事情調査はしない。ケンカ両成敗で両者とも辞めてもらう」等の許しがたき暴言を行った。「事情調査」をしないというこは、A 氏の「脅迫」「暴力」行為を隠蔽し容認するものだ。なぜ会社はA 氏をかばうのか、「ケンカ両成敗」等といって、齋藤委員長にも責任があるかのような新岡課長代理の発言は絶対に認めることは出来ない。パレットに接触したことについては、齋藤委員長はただちに謝罪したのだ。だがA 氏はそれを無視して一方的に「脅迫」「暴力」行為に及んだことは、周知の事実である。A 氏の「脅迫」「暴力」行為を隠蔽することは、会社の責任をあいまいにすることだ。新岡課長代理の発言の撤回を要求する。

(三)組合は、8月12日早朝齋藤委員長からA 氏の「脅迫」について報告を受けた。組合は、会社に対し直ちに責任を持って調査し、齋藤委員長の身の安全と関係者の謝罪を要求した。
この組合の要求に対し、大工原課長は、12日午後10時の齋藤委員長の出勤時間の直後から、「事情調査」と称して、齋藤委員長に対し社員全員がいる前で、「ばかやろう!」「このクズが!」「バイトの分際で!」「組合なんか作りやがって!」「職場改善なんか俺はやらない!」等と聞くに耐えない差別的暴言と、組合敵視の暴言を吐いた。
A 氏が「齋藤委員長は組合をつくって威張っている」と言っていた発言を、大工原課長は「自分は理解できる」とA 氏の暴力的行為を全面的に擁護した。その上2時間に渡り休憩時間も取らせず罵声を浴びせ恫喝した。その現場には大山課長代理、松田課長代理が同席していた。齋藤委員長に対する、会社の「事情調査」と称した勤務時間中の「脅迫」「暴力」行為は、齋藤委員
長の肉体的、精神的破壊をも狙った組合潰しの不当労働行為である。
今回の一連の核心は、アルバイトの分際で「組合なんか作りやがって」という大工原課長の言辞に明らかなとおり、組合を敵視し組合を破壊しようとするものだ。A 氏の暴力行為もこのような会社の組合潰しの一貫として行われた。
さらに大工原課長の「アルバイトの分際で」なる発言は、正社員以上に日本郵便事業を支え全体を担っている16万日本郵便非正規社員にたいする冒涜であり、差別を助長し扇動する行為であり、郵便事業会社の幹部として恥ずべき言動である。大工原課長の「差別発言」の撤回と、「脅迫」行為について謝罪を要求する。
今回の齋藤委員長への「脅迫」「暴力」行為と、6月15名の雇い止め解雇は組合つぶしの不当労働行為であり、その一切の責任は支店長にある。支店長は直ちに15名の雇い止めを撤回し、齋藤委員長への「脅迫」「暴力」行為などについての謝罪と、真相を全社員に明らかにすることを要求する。

以上

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

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