2014/03/06

団交引き延ばしは断じて許せん!

https://drive.google.com/file/d/0B_eHMUAYIH2UWldTcjlYaEJYZHc/edit?usp=sharing



八王子西局のS君へのパワハラを直ちにやめろ
団交引き延ばしは断じて許せん!


 八王子西郵便局で働く全ての労働者のみなさん。
  合同労働組合八王子と郵政非正規ユニオンは、日本郵便株式会社と同八王子西郵便局長に対し2月28日団体交渉を要求しました。
 今、八王子西局ではお客様サービス部員のS君に対して、連日常軌を逸した退職強要=パワーハラスメントを行っています。この許し難い蛮行に対し、即時中止を求める団交要求です。この団交申し入れに対して、八王子西郵便局当局は卑劣な団交の引き延ばしをやっています。断じて許せません。

違法な業務命令は直ちに撤回せよ!

 2月28日、八王子西郵便局当局はS君に「3月7日までに病院で受診するよう」業務命令を発令してきました。
 病院で受診しろなどということは、業務命令で強制することはできません。とくにメンタルにかかわる疾患を理由とする受診の強制は、明白に違法行為です。管理職が「お前は病気だ」と決めつけて、産業医に診察させて無理矢理「精神病」にしてしまう。これはブラック企業が労働者を退職に追い込む常套手段です。日本郵便株式会社は、いつからこんな違法な手段を使うブラック企業になり果てたのか!
 合同労働組合八王子と郵政非正規ユニオンは八王子西郵便局当局に対し、S君に対する違法な業務命令を直ちに撤回すること、退職強要をやめること、団体交渉に直ちに応じることを要求しています。

卑劣な団交引き延ばしは断じて許せない!

 ところが八王子西郵便局は、私たちのこの正当な団交要求に対し、卑劣な引き延ばしを図っています。3月4日、武井総務部長より、「団交議題についての質問を近日中に文書で送付する。ついては文書回答を求める。それをもって団交日程を回答する」というのです。「口頭ではなくFAXでお願いします」との正当な要求に対しても武井総務部長はこれを拒否しました。
 いったい「質問書」なるものは何時送付する気だ? 「質問書」が送られてこなくては回答のしようもないではないか! それまで団交には応じないというのか! これでは勝手に団交を引き延ばしているだけではないか! 質問があるなら団交の席上で質問すればいいではないか! こんな行為は、団交を引き延ばすための姑息な方便としか言いようがない! 不誠実団交は労組法違反の不当労働行為そのものだ。断じて認められない! 八王子西郵便局当局は直ちに団交に応じろ!

常軌を逸した退職強要! 許せません!

 S君は昨年4月、22歳で日本郵便株式会社に就職し、6ヶ月間の研修を終えて、八王子西郵便局のお客様サービス部に配属されました。ところが昨年12月からロールプレーイングが実施されたころから、突然管理職から「お前はパラサイトだ」とののしられ、「お前を辞めさせる」などという露骨な退職強要が始まりました。
 以来連日すさまじいパワハラが繰り返されています。「コミュニケーション能力がない」とか「「トイレに行ってさぼっている」とか、あげくの果てに「話しかけるな」「壁時計を見るな」「お前は背後霊だ」とまで…。これはS君の人格を否定する暴言です。上司としての職務上の地位を利用してこれらの暴言を浴びせる行為は明白なパワーハラスメントそのものです。断じて許せません。
 八王子西局で働くみなさん。こんな非人間的な蛮行を許していいのでしょうか。未来のある新人青年社員を痛めつけ、疾病や退職に追い込む行為を直ちにやめさせましょう。

直ちに違法な退職強要をやめろ

 こんな労働者に対する虐待は、郵便局が保険の「目標達成」のためには労働者をマシーンに仕立て上げる攻撃です。目標達成ができない社員に対しては、常軌を逸したパワハラと脅迫で退職に追い込むという過酷なものです。王子局を全国一の営業成績にしたという茂垣氏(現東京支社営業課長)は、蛮行を繰り広げて多くの労働者を退職に追い込んできました。ふざけるな! 労働者はモノじゃないぞ! 団結して反撃に立ち上がろう!
 S君を職場の団結で守り抜こう。全国で闘いは始まっています。声を上げれば勝てます。
 共に闘いましょう!

ビラへのリンク

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

福島診療所建設委員会

36万人の福島の子どもたちの命と健康を守るため、
全国の力でみんなの拠り所となる診療所を建設しよう

 子どもたちを放射能から守るたたかいに心を寄せるみなさんに、福島の地に命の拠り所となる診療所を建設する運動へのご支援、ご協力を心から訴えます。
 福島第1原発事故は、広島型原爆168発分もの1万5000テラベクレルのセシウム137がまき散らされるなど、チェルノブイリ原発事故をはるかに越える深刻な事態となっています。
 警戒区域、計画的避難区域などから避難している12万人、自主避難の6万人が家や生活の糧を奪われ、県内の36万人の子どもたちが生活し、遊び、学んでいる地域の75%が、放射線管理区域(毎時0.6マイクロシーベルト)を越える放射能汚染地域となっています。すでに原発周辺から避難した子どもたちの尿からセシウム134、137が検出されるなど、子どもたちの放射線被ばく、とりわけ内部被ばくは重大な問題です。一刻も早く、すべての子どもたちを放射能汚染地域から避難させる必要があります。
 しかし、政府が避難の権利とその補償を拒む中で、子どもたちの被ばくを心配しながらも、経済上のことなどで福島での生活を続けざるをえないのも労働者の現実です。山下俊一福島医大副学長などの「年間100㍉シーベルトまでは安全」、「内部被ばくは心配ない」などという言葉を、だれも信じてはいません。
 だからこそ福島の母親たちは、文科省に押しかけ、経産省前に座り込み、子どもたちの命と未来を守るためにたたかっています。それは9月19日の明治公園の6万人の反原発の行動となり、全国、全世界へと広がっています。すべての原発をただちに止め、福島の子どもたちの命を守る行動をともに起こしていきましょう。

 今、福島で切実に求められているのは、心と健康の拠り所となる診療所建設です。
 福島の子どもたちは放射能汚染による被ばくに日々さらされ、心身ともに息苦しい状況を半年以上も強いられています。お母さんたちの心配も、除染で取り除かれるわけではありませんし、子どもたちをモルモットのように扱う医療機関などとても信頼することはできません。今このときに、「ひょっとしたら放射能の影響では?」と不安になったとき、すぐに相談できる診療所が身近にあればどれほど心強いことでしょう。
 チェルノブイリの子どもたちには、甲状腺肥大とホルモン異常、貧血、頭痛、心肺機能の低下、免疫低下、加齢化の加速的進行、そしてガンの発症など、放射能被ばくによる様々な疾病が報告されています。

 これまでの近代医学の概念を越えた幅広い総合的な取り組みが必要となります。
 予防医学の原則に立ち、人間本来の自然治癒力を促す代替医療をも視野に入れた総合医療と、防護を念頭においた食卓、暮らしの見直しなど、いわば「生活革命」をも提案できる開かれた場が不可欠でしょう。
 診療所建設は決して簡単なことではありませんが、全国のみなさんの力をひとつにできれば絶対に実現できます。

 実際に、広島、長崎の被爆者は、医療も生活も切り捨てられるなかで「人間をかえせ」の声をあげ、たたかうことで自らの命を守り、医療を取り戻してきました。
 広島市の高陽第一診療所がその一つです。1970年、広島で二十歳前後の青年が相次いで白血病を発症しました。彼らは被爆者の父母をもつ被爆二世でした。強い衝撃を受けた被爆二世の青年たちは、自らの力で拠り所となる医療施設をつくろう、と運動を開始し、1972年にプレハブ建ての高陽第一診療所が建設されます。
 この運動をともに支えた被団協の故小西ノブ子さんは、高陽第一診療所を「被爆者の心の窓」と語られています。同じく協力された大江健三郎さんは、「そこには、あきらかな、実践的なるものと、教育的なるものとの、『生命、生き抜くこと』をめざしての融合がみられた。」と、当時の新聞に著しています。それから40年、高陽第一診療所は多くの人々の生き抜くことの拠り所となってきました。
 まさに生き抜くために、このような診療所が今の福島には必要です。全国の医師、医療関係者をはじめ、全国の力を合わせて必ず実現しましょう。
 未来をつくる子どもたちが、被ばくを心配して生きなければならないことなど、絶対にあってはなりません。安心して集い、何でも相談できる診療所をつくることは、みんなの団結で命を守り、医療を取り戻すたたかいであり、すべての原発をただちに停止、廃炉にし、原発も核もない社会をつくる運動そのものです。

 福島の子どもたちの命と心の拠り所となる診療所建設のために、基金運動へのご協力はじめ、多大なご支援などをいただきますよう重ねて心から訴えます。

2011年12月1日

わたしたちが呼びかけます
●福島から
 清野 和彦(元福島県教職員組合委員長)
 佐藤 幸子(NPO法人理事長)
 椎名千恵子(未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動)
 橋本 光一(国労郡山工場支部書記長)
 市川 潤子(ふくしま合同労組委員長)
 鈴木光一郎(酪農家、ネットワーク「ゆい」福島)
 佐々木信夫(桜の聖母短期大学名誉教授)
 渡辺  馨(福島県労働組合交流センター代表)
●全国の医師から
 吉田 良順(広島高陽第一診療所所長)
 杉井 吉彦(本町クリニック院長)
 松江 寛人(がん総合相談センター所長)
 吉本 哲郎(熊手町クリニック院長)
 末光 道正(八尾北医療センター院長、八尾市議会議員)
 布施 幸彦(館林厚生病院医師)

URL: http://www.clinic-fukushima.jp/

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