合同労働組合八王子
執行委員長清水啓安
各位
闘う仲間の皆さん、日ごろのご奮闘に敬意を表します。
世界大恐慌下での3・11大震災と原発事故以降、被災地での必死の闘いが展開されています。新たに登場した野田政権は、「復興」の名の下に農業・漁業まで資本の食い物にしようとし、さらに公務員首切り・大増税に突き進もうとしています。「福島第一原発事故のすみやかな収束」といいながら原発再稼働を公言し、原発輸出を「国際貢献」と言いなす超反動政権です。私たちは、被災現地の仲間と固く団結して、生き抜くために闘っていきます。
一方で労働運動が深刻な危機にあります。「がんばろう! 日本」のかけ声の下に、「政治休戦」が呼号され、闘う労働者の階級性が解体されようとしています。民営化-外注化、非正規職化が徹底的に進められ、公務員の首切り-非正規化、郵政では16万人の非正規職の雇い止めが強行されています。
今、反原発・反失業の怒りの声が地の底から噴き上がっています。6・11-9・11には全国各地で100万人のデモが闘われました。「ただちに影響はない」と事実の隠蔽と情報操作を行っている東電・御用学者に対して、怒りの声が巻き起こっています。
「国鉄闘争の火を消すな」と立ち上がった国鉄闘争全国運動は、解雇撤回を貫く動労千葉、闘う国労組合員を先頭に、闘う労働組合を甦らせる台風の眼となろうとしています。郵政非正規ユニオンは雇い止め=解雇に対して労働組合を結成し、非正規労働者の闘う団結を呼びかけています。資本主義の危機と全世界で巻き起こるデモ、ストライキ・ゼネストの嵐――この激動の時代に求められるのは、闘う労働組合が時代の最先端に登場することです。
私たち合同労働組合八王子は、資本の攻撃と真っ向から対決して、新たな分会を仲間に加え地域に根を張って闘ってきました。さらに闘う運動方針を確立するため下記のとおり第5回定期大会を開催いたします。闘う仲間の皆さんの御参集をお願いいたします。
2011年9月
記
◆日時9月24日(土)
午後2時開会
◆場所八王子労政会館(第5会議室)
(八王子市明神町3-5-1
TEL 042-645-7451)
※ご参加できない場合は、メッセージなどいただければ幸いです。